ホンダ、小型二輪教習車「CB125F 教習車仕様」を教習所向けに発売
ホンダは、日常の移動手段として幅広い層のユーザーに支持されている「原付二種」市場の活性化を目的に、「小型限定普通二輪免許」の教習車として「CB125F 教習車仕様」を全国の自動車教習所を対象に12月11日(金)に発売する。
CB125F 教習車仕様は、欧州で販売している「CB125F」をベースに、国内の二輪教習に適した特殊装備を付加した自動車教習所専用モデル。
エンジンは、発進・停止のしやすさに配慮し、低速時での粘り強い出力特性に加え、扱いやすい変速比配分の5速マニュアルトランスミッションを採用した空冷・4ストローク・OHC・単気筒125ccエンジンを搭載。コンパクトな車体とあいまって、教習生が扱いやすい教習車を目指した。
また、転倒時における車両の破損や損傷を軽減させる大型のサイドバンパーを、フロントとリアの左右に装備。30km/hまたは40km/h(切り替え式)の走行速度や、ブレーキの操作状況、エンジン停止状況などを教習指導員へ視覚的に伝える教習用の表示ランプを車体前後に装備している。視認性に優れたメーターパネルには、マニュアルトランスミッションの操作が初めての教習生にも選択したギアが容易に判別できる、「ギアポジションインジケーター」を採用。車体色は爽やかなイメージのパールサンビームホワイト1色を設定している。
年間販売計画台数は、800台。
販売価格(消費税込)は、486,000円で、全国の自動車教習所を対象に発売される。
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