2794万円のホンダ 新型NSX Type S、カラバリ10色を全部見せ! 特別色はプラス69万円のオプションだ

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ホンダのスーパースポーツカー「NSX」に究極のモデル「NSX Type S」が追加される。価格は2794万円(消費税込)で、2022年7月に世界限定350台が発売される予定だ。3000万円近いスーパーカーだけに、ボディカラーは、新色のマットカラーを始めとする全10色が用意される。今回はNSX Type Sのカラーバリエーションを全色イッキにご紹介ししよう!

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  1. 新色「カーボンマットグレー・メタリック」など全3色の特別色はプラス69万3000円のスペシャルペイントだ
  2. 伝統のイエローから新色まで…メタリック・パールカラーは8万8000円の有料色
  3. SUZUKA“130R”をカラー名に! 通常色にもこだわりの数々

新色「カーボンマットグレー・メタリック」など全3色の特別色はプラス69万3000円のスペシャルペイントだ

新型NSX Type Sを最後に、ホンダはNSXの生産を終了する。ホンダの象徴ともいうべきスポーツカーがなくなってしまうのは残念な限り。しかしホンダも今後電動化をさらに推し進めた次期スポーツカーの検討を始めている段階だというから、まだ見ぬ次期NSXについても大いに期待したいところだ。

今回はそんな特別な1台となる新型NSX Type Sのカラーバリエーション全10色を写真とともにイッキにご紹介する。

マットカラーはホンダ車で初採用! 他にも深みのある特別色を用意

新型NSX Type Sを象徴するボディカラーが、新色の「カーボンマットグレー・メタリック」だ。実はこちら、ホンダ車初のマットカラー採用となる。凄みのあるマットな色合いは、エアロダイナミクス性能を極めアグレッシブさを増したType S専用の前後バンパーデザインとの相性も抜群である。

ただしカーボンマットグレー・メタリックは塗装にも手間のかかる特別色のため、車両本体価格2794万円(消費税込)とは別に、プラス69万3000円のオプション費用がかかることになる。

なお69万3000円高の特別色はこの他にも2色、「ヌーベルブルー・パール」と「バレンシアレッド・パール」が設定される。手間ひまかけて塗られる深みのある特有の色合いで、一度は見ておきたい逸品だ。

伝統のイエローから新色まで…メタリック・パールカラーは8万8000円の有料色

続いてはパール系・メタリック系の4色をご紹介。「インディイエロー・パールII」は、初代NSXにも設定されたインディイエローを受け継ぐホンダ伝統のカラー。

ロングビーチブルー・パールは今回新たに設定された爽やかな青だ。

パール・メタリック系はこのほか「サーマルオレンジ・パール」「カジノホワイト・パール」を合わせた全4色を用意。全て有料色で、プラス8万8000円の追加費用が発生する。

SUZUKA“130R”をカラー名に! 通常色にもこだわりの数々

そして最後に紹介するのが通常カラー3色だ。こちらはプラスのオプション費用なしで購入できる。

中でも注目したいのは「130Rホワイト」!

吉本興業のベテラン芸人コンビ名ではない。1962年、ホンダが三重県に建設した鈴鹿サーキットにあるコーナーの名称だ(コンビ名もここに由来しているが)。

あのF1マシンが300km/hの超高速で突入するという、鈴鹿を象徴する名物コーナーを、最初期ホンダF1のカラーであるホワイトと掛け合わせたのだ。日本のホンダファンならぜひ選んで欲しいカラーである。

他にも通常色には「ベルリナブラック」「クルバレッド」が用意される。

カラー名までひとつひとつがこだわりの塊であるホンダ 新型NSX Type S。世界限定350台、果たしてこの全色を目の当たりにする希少な機会は訪れるのだろうか。

[筆者:MOTA(モータ)編集部 トクダ トオル/撮影:Honda・島村 栄二]

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新車価格:
2,794万円2,794万円
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筆者トクダ トオル(MOTA)

昭和44年生まれ。週末は愛車に乗って(時に鉄道に乗って)家族とともにドライブやキャンプを楽しむ1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから15年余りが経過。乗り換えに悩むユーザーの目線に立った平易なコンテンツ作りを常に意識し続けている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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