開け方が分からない! ドアハンドルが隠されているスポーツカー3選

画像ギャラリーはこちら

車に乗車するとき、必ず操作するドアハンドル。極当たり前の存在のドアハンドルだが、高級車や一部のスポーツカーの中には、ドアハンドルがデザインにうまく隠されているモデルも存在する。ここではドアハンドルが隠されているスポーツカーを3台紹介する。

目次[開く][閉じる]
  1. オールアルミボディの国産スーパーカー ホンダ 初代NSX
  2. ロータリースポーツカーの代名詞 マツダ RX-7(FD型)
  3. 世界限定500台!「天使の咆哮」 レクサス LFA

オールアルミボディの国産スーパーカー ホンダ 初代NSX

1台目に紹介するのは「世界に通用するHondaの顔を持ちたい」という想いから1990年にデビューしたホンダ 初代NSX。

同社のフラッグシップスーパーカーのポジションを担い、世界初のオールアルミニウムボディを採用したことで、車両重量1350kg(MT仕様)を実現。開発には、伝説のF1ドライバー アイルトン・セナや中嶋悟が携わっている。

ピラーのブラックアウト部分にひっそりと存在する

初代NSXのドアハンドルは、ドア後端(Bピラー)の付け根部分にひっそりと影を潜めている。

デザイン的に優れているのはもちろん、NSXは1170mmと全高が極端に低いため、通常の位置にドアハンドルを付けてしまうと使いにくいという理由からこの位置に設定されていた。

ロータリースポーツカーの代名詞 マツダ RX-7(FD型)

続いて紹介するのは、1991年に3代目FD型にフルモデルチェンジしたロータリーエンジンを搭載するスポーツカー、マツダ RX-7。リアハッチを持つ3ドアファストバックのパッケージングを継承し、エクステリアやインテリアの造形が流線型になっていることが特徴のモデル。

RX-7のアイコンでもあるリトラクタブル・ヘッドライトは、生産が終了する2003年まで装着され続け、日本車最後のリトラクタブル・ヘッドライト採用車となった。

窓枠の付け根にあるドアハンドル

マツダ RX-7(FD型)のドアハンドルは、ブラックアウトされている窓の後端付け根に存在している。ドアにハンドルの出っ張りがなく、滑らかなボディラインを邪魔することがない。また、立ったままでも自然と手の届く位置にあるため、見た目と使い勝手を両立したデザインとなっている。

世界限定500台!「天使の咆哮」 レクサス LFA

最後に紹介するのは、2010年にデビューしたレクサスのスーパーカー「LFA」。流麗なクーペフォルムにV10エンジンを搭載。販売台数は世界限定500台で、価格はなんと3750万円で発売された。

カーボンとアルミを多用して作られたボディはわずか1480kg。「天使の咆哮」と称されるヤマハ製V10エンジンは、560馬力を発生し、その美しいサウンドは、ヤマハが楽器作りで培った技術を活かして実現された。

見つけるのも開けるのも難解なLFAのドア

LFAは、エアインテークへつながるドア上部のくぼみの中にドアを開けるためのプッシュボタンが隠されている。エアインテークのパーツと一体化しているプッシュ式ドアオープナーは、下に押し込むとドアが開くという、初見では絶対に開け方がわからない難解なドアだった。しかし、その難解であることは、オーナーにしかわからないという特別感にもつながっている。

ここまで3台のドアハンドルが隠されているスポーツカーを紹介してきた。空力面に作用するだけでなく、スタイリッシュにも見せる効果があるとして最近では一部SUVなどでも変わったドアハンドル周りの処理が採用されている。今後もさらにユニークな提案が予想され、その登場を楽しみにしたい。

[筆者:望月 達也(MOTA編集部)]

ホンダ/NSX
ホンダ NSXカタログを見る
新車価格:
2,794万円2,794万円
中古価格:
605万円5,930万円

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

検索ワード

望月 達也(MOTA編集部)
筆者望月 達也(MOTA編集部)

1984年生まれ。埼玉県出身。週末はサッカーや自転車でツーリングなど体を動かすことが大好きな1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから10余年、乗り換えに悩むユーザーの目線に立ったコンテンツ作りを常に意識し続けている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
カー用品・カスタムパーツ

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は、申込翌日18時に最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

新車・中古車を検討の方へ

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

ホンダ NSXの最新自動車ニュース/記事

ホンダのカタログ情報 ホンダ NSXのカタログ情報 ホンダの中古車検索 ホンダ NSXの中古車検索 ホンダの記事一覧 ホンダ NSXの記事一覧 ホンダのニュース一覧 ホンダ NSXのニュース一覧

この記事にコメントする

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる