MAZDA3 ファストバック 1.8リッターディーゼルターボ 実燃費レポート|2リッターガソリンモデルと徹底比較!(4/6)
- 筆者: 永田 恵一
MAZDA3 ファストバック ディーゼルターボ 実燃費レポート|高速道路編
■MAZDA3 ファストバック 高速道路での実燃費:26.6km/L
高速道路実燃費 | カタログ燃費(WLTC市街地モード) | |
---|---|---|
MAZDA3 ファストバック ディーゼルターボ | 26.6km/L | 20.7km/L |
MAZDA3 セダン ガソリン | 18.3km/L | 18.2km/L |
MAZDA3 ファストバック 1.8リッターディーゼルAWDは高速道路で26.6km/Lというミドルクラスではハイブリッドカーも含め、文句の付けようのない燃費を記録した。これはディーゼルエンジンとAWDのような車重がかさむクルマとの相性の良さを象徴する結果といえるだろう。
高速道路編では動力性能、ACCの印象をお伝えする。
動力性能は実用的に使うなら十分なレベル
アクセルを深く踏んだ際の絶対的な動力性能については前述したように車重が1470kgと重いこともあり「クルマに速さを求めず、実用的に使うなら十分」といったところだ。
当然ながら最大トルクは大きいものの、最高出力は少ないため4ドアセダンの2リッターガソリンFFより特に速度域が高いほど加速はノンビリとしたものとなるが、エンジン音も含め力強くスピードが乗るという印象で、体感的には1.8リッターハイブリッドのトヨタ プリウスと同等の加速感、動力性能に感じた。
なお6速ATのトップギアとなる6速で、時速100キロで走行している際のエンジン回転数は2000回転、アクセルを全開にした際のシフトアップのタイミングはDレンジ、パドルシフトともに4500回転だった。
加減速のスムーズさにはもう一押し欲しいところ
ACCの印象は4ドアセダンの2リッターガソリンFFと同じく四段階から選べる車間距離は適切で、加減速もスムーズで合格点レベルには達しているけど、加減速のスムーズさはMAZDA3以前のマツダ車に見劣りする印象だ。
しかし今回も含め何度かMAZDA3に乗りACCも試してみると、隣の車線のクルマを自車線のクルマと誤認識してしまい不必要な加減速を行うことがあるなど、詰めの甘さも感じた。このあたりはマツダが熱心に行う年次改良で早急に改善して欲しいところだ。
また快適性に関しては大きな問題はないが、4WDのせいなのかバックドアが付くファストバックのせいなのか定かではないが、ロードノイズが気になることがあり、4ドアセダンほどの静かなクルマ、シッカリしたクルマといった上質感はなかった。
>>MAZDA3 ファストバック ディーゼルターボ 実燃費レポート|総合実燃費編[次ページへ続く]
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