トヨタ 新型RAV4 ハイブリッドモデル 実燃費レポート|人気SUVの最上級グレードの実力を試す(5/6)
- 筆者: 永田 恵一
- カメラマン:永田 恵一・茂呂 幸正
新型RAV4 ハイブリッドモデル 実燃費レポート|総合実燃費編
■新型RAV4 2.5リッター ハイブリッド(4WD) 総合実燃費:22.6km/L
総合実燃費 | WLTC モード 総合 | |
---|---|---|
2.5リッター ハイブリッド 4WD | 22.6km/L | 20.6km/L |
2リッター ガソリン 4WD | 14.0km/L | 15.2km/L |
新型RAV4 ハイブリッドモデル 4WDは、2リッターガソリンモデル 4WDと同様に、トヨタ車らしいまとまりのよさに加え、趣味性や楽しさも備えた完成度の高いミドルSUVである。
ハイブリッド化により燃費はもちろん、動力性能、“良いクルマ度”や高級感がさらに向上しており、全体的に「新型RAV4を買うなら、できればハイブリッドを」と勧めたくなるクルマに仕上がっていた。
また新型RAV4は乗っていると、時間が経つにつれ体に馴染むように印象が良くなり、「もっと乗っていたい」と感じるクルマだった。この点は、毎日乗るクルマというケースが多いであろうSUVには非常に重要に感じた。
ガソリンモデルとハイブリッドモデル、どちらがお得?
クルマのよさも重要だが、ガソリンモデルとハイブリッドモデルで迷った際に重要な長期的な損得勘定をしてみよう。
まず新型RAV4の2リッター ガソリンモデルとハイブリッドモデルの価格は約60万円だが、エコカー減税と翌年の自動車税の軽減を加味すると実質的な価格差は約44万円に縮まる。
レギュラーガソリン1リッターを146円とし今回の結果から計算すると、ガソリン代は1万kmあたりハイブリッドが4万円安く済むので、11万km走れば元は取れる計算となる(実際にはハイブリッドの自動車税が年間5000円高い)。
ここまで走らなくとも、処分する際の査定がハイブリッドの方が高いのも加味すれば、5年5万km、7年7万kmと使えば収支決算はトントンといったところだろう。
といったことを考えると、新型RAV4を選ぶ際には予算が用意できるならハイブリッド、予算がそこまでない、走行距離が多くないというのであれば2リッターガソリンモデルを選ぶ、というのを基本的な方針とするのがオススメだ。
[筆者:永田 恵一/撮影:永田 恵一・茂呂 幸正]
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