MOTAトップ 記事・レポート 特集 自動車評論家コラム 軽4割の時代だからこそ“あえて乗りたい”コンパクトカー3選

自動車評論家コラム 2019/7/10 17:11

軽4割の時代だからこそ“あえて乗りたい”コンパクトカー3選

マツダ デミオ
マツダ デミオ ノーブルクリムゾンマツダ デミオ ノーブルクリムゾンスズキ イグニス画像ギャラリーはこちら

新車販売の約4割が軽自動車!

車体が小さく実用性が高く、そして運転が容易という小さなクルマ本来の美点を持つだけでなく、車内も広く、使い勝手に優れ、快適装備・安全装備や走行性能も充実している現代の軽自動車。

「装備が少ない、中が狭い、性能も今一歩」というイメージがあったかつての軽自動車とは一線を画しています。

その分、以前に比べれば価格帯は上昇していますが、軽自動車元来のメリットである税制面、軽自動車自体も大きく進歩したこと、ニーズに合わせた車種展開などにより、今や、小さなクルマの代名詞だった「コンパクトカー」よりも軽自動車を選ぶユーザーが増えています。最近の国内新車販売における販売比率は約4割に達しているというデータが、人気の高さを裏付けていると言えましょう。

>>懐かしのスターレットにシャレードも!? あえてオススメするコンパクトカーを画像で見る[22枚]

あえて乗りたいコンパクトカー3選

日産マーチ

コンパクトカーと言っても定義は曖昧で、場合によってはVW(フォルクスワーゲン) ゴルフやトヨタ カローラスポーツなどの「Cセグメント」を含むこともありますが、ここでは、もう少し小さなサイズの「A~Bセグメント」をその対象としたいと思います。

昔のイメージならトヨタ スターレット、日産 マーチ、ダイハツ シャレードなどの「リッターカー」で、現在ならトヨタ ヴィッツ、アクア、日産 ノート、キューブ、ホンダ フィット、マツダ デミオ、スズキ スイフトなどを例に挙げればわかりやすいかもしれません。

価格的には軽自動車よりも安価な場合もあるコンパクトカーですが、最近では、販売面で苦戦している車種も。かつては売れ行きランキングの上位を賑わせていたマーチは、なんと現在40~50位前後にいるほどです。でも、コンパクトカーを選ぶメリットももちろん多く、アクア、ノート、フィット、デミオなど安定した売れ行きを示す車種も数多くあります。

そこで今回は、これらのコンパクトカーの中から「あえてこだわって乗りたいコンパクトカー」を3台選んでみました。

美しいデザインのマツダ デミオ

マツダ デミオ ノーブルクリムゾン

ユーティリティーに優れた“小さなステーションワゴン”として1996年に初代が登場したデミオ。2007年の3代目からミニワゴンからコンパクトハッチバックへと路線変更。4代目となる現行型は2014年のデビューです。

現行型のデミオは、凝ったデザインだった3代目よりもさらに躍動感と抑揚あるスタイルを手に入れ、国産コンパクトカーに新たな時代を切り拓きました。クラスを超越した走りを披露するディーゼルエンジンの搭載も話題に。ライバルひしめく欧州市場を戦い抜くため、走りにも手を抜いていません。

デミオを選ぶ理由は、まさにその美しい凝ったデザインと、ヨーロッパ車顔負けの足の良さです。高いボディ剛性、適度な広さの車室空間(決して広くはありません)、上級モデルに匹敵する内装の高い質感なども、デミオだからこそ得られる喜びがあります。

クルマを停めてドアを開けてクルマを離れ、振り返って自分のクルマを見た時に「ああ、なんて僕(私)のクルマってカッコイイのだろう」って思えるコンパクトカー。それが、デミオなのです。

レトロデザインと職人技が光る光岡 ビュート

光岡 ビュート

「使い勝手の良い背が高い軽自動車もイイし、売れ線のコンパクトカーも売れている理由がわかる。でも、みんなと同じクルマじゃないのに乗りたい」というユーザーには、光岡 ビュートはいかがでしょう。

光岡自動車が作るビュートは、日産 マーチをベースに、ジャガーの往年の名車「マークII」をモチーフにしたレトロフューチャーな意匠を持つボディを架装したカスタムカーで、1993年の登場以来、現在のビュートは2012年登場の3世代目です。

ビュートは完成車のマーチを分解し、ボディ前後を改装。特に後部は単にトランクスペースを追加するだけではなく、ハッチバックのドアを塞ぎ、セダンスタイルに変更する大工事が施されるのはビュートの伝統です。しかもその作業は熟練した職人の手により、かかる日数は40日にも及ぶとのこと。価格はマーチよりも高くなりますが、ビュートには「職人技で作られたクルマ」という価値があります。

インテリアでは、ウッドタイプインパネや本革シートなどがオプションで用意されており、コンパクトカーのマーチをシックな“プチ高級車”に仕立てることができます。ボディカラーの設定も多く、自分らしい一台を手に入れることができるのが大きな魅力です。

スタイリッシュなSUV スズキ イグニス

スズキ イグニス

世界中のメーカーが注目するカテゴリー、SUV。コンパクトカーでSUVだったら、まさに鬼に金棒? かもしれません。そんな欲張りなクルマのひとつが、スズキ イグニスです。

スズキのコンパクトカーと言えばスイフトですが、初代スイフト(輸出名イグニス)はクロスオーバーSUV“タイプ”で2000年に登場しました。2代目スイフトからはその路線からコンパクトハッチバックになりました。

イグニスは初代スイフトの流れを汲むモデルですが、多めの地上高を強調、フェンダーも張り出してSUV色をより一層鮮明に打ち出しています。セルボ、フロンテクーペ、初代エスクードなど往年のスズキ車のイメージが散りばめられたデザインはとてもセンス良くまとめられています。

「どこかへ行きたい」「このクルマで何かいろいろなことを始めてみたい」と思わせてくれるのは、イグニスがSUVのイメージを色濃く持っている証。街乗りから週末のドライブ、キャンプ、アクティビティまで、幅広くカバーする一台です。

コンパクトカーは面白い!

ベーシックモデルであるコンパクトカーは、世界各国で各メーカーが開発に力を入れている重要なカテゴリーのため、国内外含め魅力的な車種がたくさんあります。使い方、趣味、好みなどによってチョイスは自由自在。あなたらしい一台を選んでみてはいかがでしょうか。

[筆者:遠藤 イヅル]

この記事にコメントする

【お車の買い替えをご検討中の方へ】

■買い替えでよくある失敗にご注意!
車の乗り換えを行う際、よくある失敗はディーラーで営業マンから好条件を提示され、ハッキリした下取り価格を知らずに手放してしまうパターンです。一見好条件に見えても、実は下取り相場より安く、損をしてしまうことも。
■ネットで複数の買取相場をチェック!
ディーラーが高額な場合もありますが、車の買取に特化した買取店の方が高額査定を出せる場合が多いようです。ですから、あらかじめネットで愛車の下取り価格を取得しておくのは鉄則です。ただし一括査定サービスは、申し込むと大量の電話が掛かってきますからご注意ください。
■営業電話なしの【Ullo(ウーロ)】で快適に愛車を売ろう!
MOTAの買取サービス「ウーロ」なら、一括査定と違って大量の営業電話は一切なし。パソコンやスマホ上で各社の買取店を一斉表示して、高額2社からのみ連絡を受けられます。
MOTA公式アカウントをフォローし、最新記事をチェック! MOTA公式アカウントをフォローし、最新記事をチェック!
車のカスタムパーツ(カー用品)PR