トヨタ 新型RAV4(2リッター ガソリン 4WD) 実燃費レポート|満を持して国内復活を遂げた本格派SUVの実力とは!?(4/6)
- 筆者: 永田 恵一
- カメラマン:茂呂 幸正・永田 恵一
トヨタ 新型RAV4(2リッター ガソリン 4WD) 実燃費レポート|高速道路編
■新型RAV4 2リッター ガソリン(4WD) 高速道路での実燃費:18.9km/L
新型RAV4 2リッター ガソリン(4WD)は高速道路で18.9km/Lというガソリンエンジンを積むミドルSUVとしては素晴らしい燃費を記録した。
高速道路の燃費が良かった要因には新しいエンジンに加え、新しい変速幅の広いCVTにより時速100km/h走行時のエンジン回転が1500回転と低いことが大きく貢献していたと思われる。
高速道路編では動力性能、ACCやレーンキープシステムといった運転支援システムの印象を中心に報告する。
力強いルックスを裏切らないパワーを感じられる
動力性能は2リッターのNAエンジンを搭載するミドルSUVの平均が150馬力台のところ、新型RAV4はアクセルを深く踏むと171馬力という頭1つ抜けたスペック通りの力強さ、瞬発力を備えており、ホントに2リッターのNAなの? と感じるくらいである。
またエンジンの回転フィールも特に盛り上がりなどはないものの、中身が詰まったように感じるトルク感と高回転まで回すと力強いエンジン音を伴っており、好感を持った。
高速道でのACCの完成度は高いが緩急の差には改善の余地あり
運転支援システムは、ACCは高速道路で先行車がいる際の加減速はスムーズ、三段階から選べる車間距離も適切で、完成度は高い。
ただし、1つ気になったのは先行車がいなくなった際の設定スピードへの加速が急というか「そこまで急がなくても」と感じたことだ。
この点についてはスバルのアイサイトの一部のように先行車追従のモード切替(加速が鋭いダイナミック、穏やかなコンフォートといった具合)があってもいいように思った。
全体的に運転支援システムの完成度は高く、安心感を与えてくれる
レーンキープシステムも直線では車線の中央をよくキープしてくれるほか、首都高速の緩いコーナーにも対応してくれていて、白線を認識するのも早く、こちらの完成度も上々だった。さらに首都高速などの渋滞中は、先行車が通った軌跡を読むことでステアリング支援が行われるのも有難かった。
なおテスト当日は高速道路で激しい雨に遭ったが、ACCもレーンキープシステムも停止することなく作動し続けてくれた。筆者はテスト当日以上の豪雨の中、ハイブリッドの新型RAV4で高速道路を走ったこともあるが、その際もACCとレーンキープシステムの作動は同様で、新型RAV4の運転支援システムは長距離ドライブだけでなく、悪天候の中でも力強いサポートとなってくれるに違いないと思えた。
>>トヨタ 新型RAV4(2リッター ガソリン 4WD) 実燃費レポート|総合実燃費編[次ページを続く]
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