トヨタ 新型RAV4(2リッター ガソリン 4WD) 実燃費レポート|満を持して国内復活を遂げた本格派SUVの実力とは!?(3/6)
- 筆者: 永田 恵一
- カメラマン:茂呂 幸正・永田 恵一
トヨタ 新型RAV4(2リッター ガソリン 4WD) 実燃費レポート|郊外路編
■新型RAV4 2リッター ガソリン(4WD) 郊外路での実燃費:13.8km/L
新型RAV4 2リッター ガソリン(4WD)の実燃費は郊外路で13.8km/Lと、市街地ほど影響はないにせよアイドリングストップがない点も考慮すれば、納得できる燃費を記録した。
郊外路では主にハンドリング、乗り心地の印象をお伝えする。
ハンドリングは全高の高いSUVながらジワジワと起きるロール、ライントレース性(ハンドル操作に対するクルマの動きの正確さ)の良さにより、ほぼ乗用車と同じ感覚で運転できるというのは最近のSUVと同じ傾向ではある。
しかし傾向は同じでも、新型RAV4にはカムリで使われている新しいTNGAの大型車向けプラットホームが採用されたことにより、車格に対し車のキャパシティに余裕があるためなのか、ハンドリングのレベルは非常に高い。また新型RAV4の2リッターガソリン車の上級グレードに搭載される後輪左右の駆動力もコントロールする新しい4WD(ダイナミックトルクベクタリング4WD)も、普通にコーナーを通過する際でも何となく「走りやすい」といった好印象に寄与していたように感じた。
また現状ではライバル車の一つであるスバル フォレスターにターボ車が設定されておらず、スポーツモデルの領域が空白になっている。できることならこの隙に新型RAV4に2リッターターボなど、何らかのスポーツモデルを設定すればさらに面白いのでは? と思った。
乗り心地は快適だが19インチタイヤにしている理由が気になるところ
乗り心地も凹凸の大きい路面を通過する際には若干の硬さというか、ゴツゴツとした印象もあるが、全体的にはサスペンションがよく動いていた。テスト車のアドベンチャーグレードは235/55R19というタイヤを履くことを考慮すれば優秀といえる快適性を実現していた。
ただしブレーキローターが特に大きいという訳でもないのを見ると、19インチタイヤの必要に疑問を感じる部分もあった。
なおオンロードでは、エコとスポーツが選べる走行モードを試した。ノーマルを基準にすると、エコモードはアクセル操作に対するレスポンスがマイルドになる、対してスポーツモードはレスポンスがシャープで高めのエンジン回転をキープし、ハンドルも重めという変化があり、普通に乗っている分には特に不便のないエコモードを選ぶのがいいだろう。
>>トヨタ 新型RAV4(2リッター ガソリン 4WD) 実燃費レポート|高速道路編[次ページを続く]
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