トヨタ センチュリー実燃費レポート|最高級VIPカー、意外にもエコで経済的!?(5/6)

  • 筆者: 永田 恵一
  • カメラマン:永田 恵一、茂呂幸正
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センチュリー 実燃費レポート|総合編

■新型センチュリー 総合実燃費:13.1km/L

文句なしに日本を代表する一台、今後の展望にも期待

新型センチュリーは燃費という環境性能の劇的な改善、快適性やドライバーズカーとしての資質の高さに加えて、実にVIPカーらしい威風堂々としたスタイルも含めて、VIPカーの日本代表、日本のシンボルカーとしても相応しい車に仕上がっていたと断言できる。それだけに前席、後席ともに新型センチュリーに乗れる人は幸せだと思う。

また、今になると設計の古い先代モデルとなるレクサス LS600hをベースに、新型センチュリーをここまで仕上げたトヨタの開発陣にも敬意を送りたい。

ちなみに新型センチュリーは一般の方からの注目も非常に高いようで、テスト前日に首都高速の某大パーキングエリアに停めて車内にいた際、20代の若い方が新型センチュリーを少し離れてまじまじと見ていた。

当然ながら新型センチュリーは買える人が限られた普遍性のないクルマではあるが、今後も豊田章男社長の白いGRMN仕様の市販化など、自動車業界や世の中に話題を提供してくれる車であって欲しいと思う。

さらに筆者の無責任な要望を言わせてもらうなら、VIPカーのパワーユニットには、静かでパワーがあって環境性能が高いことが必要だ。このことを考えると、まさにこの条件に当てはまる燃料電池のセンチュリーというのも見てみたい。そんなセンチュリーがあったら、サミットのような国際的な場面で日本の技術を世界にアピールする題材として、センチュリーの存在感はさらに高まるのではないだろうか。

>>次ページ:センチュリーってどんな車?

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永田 恵一
筆者永田 恵一

1979年生まれ。26歳の時に本サイトでも活躍する国沢光宏氏に弟子入り。3年間の修業期間後フリーランスのライターとして独立した。豊富なクルマの知識を武器に、自動車メディア業界には貴重な若手世代として活躍してきたが、気付けば中堅と呼ばれる年齢に突入中。愛車はGRヤリスと86、過去には日本自動車史上最初で最後と思われるV12エンジンを搭載した先代センチュリーを所有していたことも。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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