ホンダ フィットハイブリッド(2017年MC)実燃費レポート | 登場から5年! 今なおコンパクトカーの代表車種で居続けるモデルの実力は!?(5/5)
- 筆者: 永田 恵一
- カメラマン:茂呂 幸正・永田 恵一
ホンダ フィットハイブリッド(2017年マイナーチェンジモデル) 実燃費レポート|総合実燃費編
フィットハイブリッド(2017年マイナーチェンジモデル)総合実燃費 23.1km/L
| ホンダ フィットハイブリッド(マイナーチェンジ後モデル)の実燃費結果 | ||
|---|---|---|
| 実燃費 | カタログ燃費 | |
ホンダ フィットハイブリッド(マイナーチェンジ後モデル) | 23.1km/L | 31.8km/L |
ホンダ フィットハイブリッド 初期モデル | 26.1km/L | 33.6km/L |
ホンダ フィット 1.3リッターガソリンエンジン初期モデル | 20.4km/L | 24.4km/L |
【ライバル車】トヨタ アクア 最新モデル | 27.6km/L | 26.1km/L |
【ライバル車】日産 ノート e-POWER(エコモード使用) | 25.0km/L | 34.0km/L |
【ライバル車】マツダ デミオ ディーゼル(AT) | 22.4km/L | 26.6km/L |
マイナーチェンジ後のフィットハイブリッドの燃費は、起用したSグレードではやや期待はずれであった。しかし、標準的なグレードであれば初期モデルと同等の燃費は期待できると考えると、相変わらずライバルを凌ぐ広さも加味すれば、依然としてコンパクトカートップレベルではある。
しかしフィットは表のように1.3リッターガソリンの燃費も十二分に良好である。エコカー減税の差を加味しても差額が30万円ほどある点や、度重なるリコールによるホンダの1モーターハイブリッドのイメージを考慮すると、ハイブリッドとガソリンで迷っているなら1.3リッターガソリンの方が何かと無難に感じる。もちろん、ハイブリッドが欲しいならハイブリッドを選べばよい。
2019年に登場!? 次期フィットにも期待
ちなみに、最近復活したホンダ インサイトが1.5リッターエンジン2モーターハイブリッドなのを見ると、ホンダも1モーターハイブリッドに見切りをつけ、2019年登場と言われている次期フィットでは2モーターハイブリッドに移行するのかもしれない。
現行フィット自体は登場から5年が経っても広さを核に、特にガソリン車は依然として「レベルの高いコンパクトカーのスタンダード」と断言できる存在だ。しかし、さすがに同じコンセプトが2019年で18年も続くと、飽きを感じ始めてきたのも事実ではある。軽自動車クラスでは、よく出来過ぎた弟分のN-BOXも人気だ。
それだけに次期フィットは、難しいフルモデルチェンジになると思われる。次期フィットに自動車専門誌のスクープで噂されるような3気筒ターボや最低地上高を上げたクロスオーバーモデルの追加があるのか定かではないが、フルモデルチェンジでどんなクルマになるのか非常に興味深いところだ。
[筆者:永田 恵一 / 撮影:茂呂 幸正・永田 恵一]
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