ホンダ 新型ステップワゴン 燃費レポート｜待ちに待ったハイブリッドモデルの実力を徹底評価！ガソリンとどう変わった！？(1/7)
- 筆者： 永田 恵一
目次
STEPWGN SPADAハイブリッド実燃費レポート｜結果まとめ
起用グレード
今回の燃費テストでは日本のファミリーカーの定番となっているミニバンにおいて、トヨタ・日産に次いで三強を構成するホンダ ステップワゴンのハイブリッドモデルをテスト。これは2017年9月のマイナーチェンジで追加されたモデルで、現在はSPADA（スパーダ）のみで選択可能となっている。
燃費テストには最上級のハイブリッドG･EX(車両本体価格355万9680円/JC08モード燃費25.0km/L)を起用した。
燃費テスト概要
テストは10月24日(火)の午前6時半頃開始し、13時頃帰京するというスケジュールで実施。テスト中の天候は曇り時々晴れ、最高気温は11月上旬並みの17度という天候で、交通状況はかなりスムースだった。
ステップワゴン ハイブリッドの実燃費は19.7km/L
ステップワゴンハイブリッドの燃費テストの結果は以下の通り。
| ホンダ ステップワゴンスパーダハイブリッドの実燃費｜結果まとめ | ||
|---|---|---|
| 実燃費 | WLTCモード燃費 | |
平均 | 19.7km/L | 20.0km/L |
市街地 | 19.2km/L | 18.8km/L |
郊外路 | 21.1km/L | 21.7km/L |
高速道路 | 19.6km/L | 19.5km/L |
ステップワゴンハイブリッドは、車重が約1.8トンと、モーターやバッテリーが加わるハイブリッドであるのを加味してもミニバンとしては重い部類に入る。しかし実燃費は、走行パターンに関わらず大台といえる20km/Lに近い数値を記録。
ステップワゴンのガソリンモデル（1.5リッターターボ）と比べても圧倒的な差がついたので、かなり良い改善と言えるだろう。
またステップワゴンハイブリッドは、国産車ではマツダ CX-3とCX-8に次いでWLTCモード燃費を発表した3例目。オートックワンでは、WLTCモード燃費が発表された車両の実燃費を計測するのはこれが初めてとなるが、計測した実燃費とかなり近い数値となったので、新しい国際基準はかなりユーザーファーストなものであると言えそうだ。
ここからは高速道路編、市街地編、郊外路編、それぞれの章で燃費や走りの質について詳細な評価を行っているので、ステップワゴンハイブリッドの購入を考えている方にはぜひ参考にして欲しい。
| ホンダ ステップワゴンスパーダハイブリッドの実燃費比較 | |||
|---|---|---|---|
| 車種名 | ホンダ ステップワゴン | ホンダ ステップワゴン | トヨタ ヴォクシー |
グレード | SPADA HYBRID G・EX Honda SENSING | SPADA Cool Spirit | HYBRID ZS |
パワートレイン | ハイブリッド | ガソリン／ターボ | ハイブリッド |
駆動方式 | 2WD | 2WD | 2WD |
平均 | 19.7km/L | 13.3km/L | 18.2km/L |
市街地 | 19.2km/L | 11.0km/L | 16.6km/L |
郊外路 | 21.1km/L | 13.5km/L | 18.3km/L |
高速道路 | 19.6km/L | 15.5km/L | 19.2km/L |
愛車の売却を、もっと楽に！もっと高く！
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒？
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの？
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。
【PR】MOTAおすすめコンテンツ
1979年生まれ。26歳の時に本サイトでも活躍する国沢光宏氏に弟子入り。3年間の修業期間後フリーランスのライターとして独立した。豊富なクルマの知識を武器に、自動車メディア業界には貴重な若手世代として活躍してきたが、気付けば中堅と呼ばれる年齢に突入中。愛車はGRヤリスと86、過去には日本自動車史上最初で最後と思われるV12エンジンを搭載した先代センチュリーを所有していたことも。記事一覧を見る
MOTA編集部は自動車に関する豊富な知識を持つ専門家チーム。ユーザーにとって価値のあるコンテンツ・サービスを提供することをモットーに、新型車の情報や、自動車の購入・売買のノウハウなど、自動車に関する情報を誰にでも分かりやすく解説できるように監修しています。
