ホンダ 新型ステップワゴン 燃費レポート|待ちに待ったハイブリッドモデルの実力を徹底評価!ガソリンとどう変わった!?(4/7)
- 筆者: 永田 恵一
STEPWGN SPADAハイブリッド実燃費レポート|高速道路編
ホンダ ステップワゴンスパーダハイブリッドの実燃費|高速道路編 | ||
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高速道路実燃費 | WLTCモード燃費 | |
ホンダ STEPWGN SPADA ハイブリッド | 19.6km/L | 19.5km/L |
トヨタ ヴォクシー ハイブリッド | 19.2km/L | ーー |
STEPWGN SPADAハイブリッド 高速道路での実燃費:19.6km/L
高速道路での燃費は、全高が高く空気抵抗の大きいミニバンである点や、車重が約1.8トンと重いことをふまえれば申し分のない数値と言える。しかし、空気抵抗が大きいだけに追い越し車線など、ペースが速くなると燃費の悪化が大きいように感じたのも事実だ。
ハイブリッドが苦手な高速道路での燃費を克服している
ステップワゴンスパーダハイブリッドは、アクセルを深く踏むと「猛烈」と表現したくなるほど(ミニバンの中では)圧倒的な速さを持っている。
高速道路を走る際はエンジン直結モードを中心に、発電しながら走るハイブリッドモード、バッテリー残量が多ければEV走行と状況に応じて変わるが、その際のクラッチの断続ショックは皆無だ。
静粛性に関しては四角いボディ形状や車内が広いため音が共鳴しやすいハイトミニバンなのに加え、エンジン音が静かなゆえというところもあるが、高速道路のペースだと風切音と路面の悪いところだとロードノイズが少し気になった。
しかし、エンジン音は静かかつ軽やかで、遠くで「ブーン」と回っているように感じる程度だ。
高速道路でもACCにお任せ
マイナーチェンジ前のステップワゴンを含め、ホンダのACCは加減速の滑らかさに欠けたり、先行車を見失ってしまうことが多々あるなど完成度は今一つだった。
しかし、最近は良化しつつある。ステップワゴンスパーダハイブリッドのACCも、たまに隣の車線の車を先行車と認識してしまうケースはあるが、加減速は申し分ないくらい滑らかになり、ドライバーは前方の監視と操作の構えをしながら安心して車に運転を任せられるようになった。
また、ステップワゴンスパーダハイブリッドのLKAS(運転維持支援システム)は、首都高速のゆるいカーブにも対応できるるようになっていた。これはかなりの進歩だ。
ただステップワゴンがこれだけ運転支援システムの性能が上がっているのと、ハイブリッドの約330万円からという価格を考えると、進路変更の際などの事故防止に非常に役立つ斜め後方の監視システム(ホンダではブラインドスポットインフォメーション)の設定が欲しいところだ。
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