スズキ 新型スペーシア燃費レポート|ハイブリッド搭載で低燃費化!より経済的な軽自動車に(1/5)
- 筆者: 永田 恵一
スズキ スペーシア燃費テスト結果まとめ
起用グレード
今回の燃費テストでは、2017年の東京モーターショーへの参考出品を経て、2017年12月に2代目モデルへフルモデルチェンジされたスズキ スペーシアをテスト。グレードは標準ボディの上級グレードでNAエンジンを搭載するハイブリッドX(車両本体価格146万8800円、JC08モード燃費28.2km/L)を起用した。
燃費テスト概要
テストは2018年2月4日(日)の午後2時頃開始し、午後8時半頃帰京するというスケジュールで実施。テスト中の天候は晴れ、最高気温10度と2月としては平年並みながら、今シーズンの寒さを考えると暖かで過ごしやすい気候で、交通状況は平均的な流れだった。
なお燃費重視、標準、快適性重視の3つから選べるアイドリングストップのモードは標準を選択した。
スズキ 新型スペーシアの平均実燃費は21.8km/L
新型スペーシアの実燃費で注意すべきポイントは2点ある。
1点目は旧型スペーシアとの比較。スペーシアは、2代目へのフルモデルチェンジの際に全高を50mm増やし、車両重量も30kg増している。全高と車重の増加は実燃費にも影響するので、新型と旧型の数値を比較する際は「別の車種」として扱った方が良いだろう。当然、空気抵抗が大きく車体が重い新型スペーシアのほうが、旧型より実燃費は若干悪くなるはずだ。
2点目はホンダ N-BOXとの比較。フルモデルチェンジにより、スペーシアのボディサイズや車重はN-BOXと限りなく近くなった。1点目でも書いた通り、旧型スペーシアと比較するのは少しややこしいので、各走行シチュエーションごとのページでは、新型スペーシア/旧型スペーシア/N-BOXの実燃費を同じ表にまとめている。燃費の良いスーパーハイトワゴンを探している方はぜひ参考にしてほしい。
新型スペーシアの実燃費は、注意点にも記載した通り旧型と比べると数値は若干落ちるが、空気抵抗の大きいボディ形状を考慮するとこのジャンルでは燃費が良い部類に入る。
また、ホンダ N-BOXと比べると街乗り/郊外路/高速道路全てにおいて2km/Lほど勝っており、大人気を誇るライバルから1つアドバンテージを取ったことになる。
スズキ 新型スペーシアの実燃費|結果まとめ | |
---|---|
スズキ スペーシア | |
グレード | ハイブリッドX |
パワートレイン | ハイブリッド |
駆動方式 | 2WD |
JC08モード燃費 | 28.2km/L |
実燃費:平均 | 21.8km/L |
実燃費:市街地 | 20.2km/L |
実燃費:郊外路 | 22.9km/L |
実燃費:高速道路 | 22.6km/L |
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