トヨタ エスティマの実燃費をオデッセイ・アルファードと比較!【燃費レポート】(2/6)
- 筆者: 永田 恵一
・メーターのデザイン変更に代表されるインテリアの改良
・赤外線レーザーセンサーと単眼カメラからの情報を基とした自立自動ブレーキ、車線逸脱警報、ヘッドライトのハイビームとロービームの切り替えを自動で行うオートマチックハイビーム、先行車発進告知機能から構成される「トヨタセーフティセンスC」を全グレードに標準装備(エスティマが高額車であることを考えると、停止まで対応するアダプティブクルーズコントロールなどの機能も加わる「トヨタセーフティセンスP」が欲しかったところではあるが)
・サスペンションチューニングの見直し、空力性能を高めて走行安定性向上に寄与するエアロスタビライジングフィンをテールランプに追加、ボディ前端に装着しボディの小さなたわみや微振動を吸収、ハンドリングの向上などに寄与するパフォーマンスダンパーの設定
となっている。またグレード体系は標準グレードが廃止され、ハイブリッドも含めアエラスのみ設定となり、2列目シートは3人掛けのベンチシート(乗車定員8名)が設定されるグレードもあるが、中心は キャプテンシート(乗車定員7名)となる。
パワートレーン系に関しては、販売比率が少なかった3.5リッターV6が廃止された以外の変更はなく、従来通りCVTとの組み合わせとなる2.4リッター直4(最高出力170馬力/最大トルク22.8kgm)、2.4リッター直4ハイブリッド(システム出力190馬力)の2つを搭載する。
カタログに載るJC08モード燃費は、特に2.4リッター直4はアイドリングストップを持たないこともあって4WDを含めると10.8~11.4km/Lとなる。
直接的なライバル車となるホンダオデッセイの2.4リッターガソリン車のJC08モード燃費が12.8~14.0km/L、エスティマハイブリッドのJC08モード燃費も17.0~18.0km/Lで、オデッセイハイブリッドの24.4~26.0km/Lに比べると現行エスティマの古さや劣勢は否めない。
そのため現行エスティマは、エコカー減税ではハイブリッドは取得税、重量税が免税となるものの、2.4リッター直4は対象とならない。
未だエスティマの人気は衰えていない
内外装の変更に比べると、機能面の改良はそれほどでもないという印象のビッグマイナーチェンジであるが、その効果は非常に大きく、2,200台の月間販売目標台数に対して発売から1ヶ月で目標の約4倍となる8,000台以上という受注を集めた。
現行モデルからの代替えが8割以上ということも含め、エスティマの根強い人気には驚かされる。
今回の燃費テストでは、2.4リッター直4ガソリンエンジンを搭載するアエラス スマートのFF車(車両本体価格351万4,909円、メーカーオプション価格3万2,400円のパフォーマンスダンパーを装着。JC08モード燃費11.4km/L)を起用。
テストは7月13日(火)の6時半に開始し、午後1時半頃帰京するというスケジュールで行った。天候は晴れ時々曇りで、最高気温は30℃。 交通の状況は市街地での渋滞が記憶に残るほど酷く、エアコンの負担も大きかったため、全体的に燃費には不利なコンディションであった。
燃費測定の基本ルール
・燃費の測定は、車両に純正搭載されている車載燃費計を使用
・スピードは流れに乗ったごく一般的なペースで走行
・車両の状態もエアコンは快適に過ごせる温度(オートエアコンなら25度)に設定
・走行モードが選択できる場合にはノーマルモードを選んで走行
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