トヨタ エスティマの実燃費をオデッセイ・アルファードと比較!【燃費レポート】(6/6)
- 筆者: 永田 恵一
トヨタ エスティマ 燃費レポート/総評
トヨタ エスティマ 2.4リッターガソリン(2016年ビッグマイナーチェンジモデル) 総合 実燃費/10.4km/L
ホンダ オデッセイ 2.4リッターガソリン標準エンジン車(2013年登場モデル)総合 実燃費/10.7km/L
トヨタ アルファード 2.5リッターガソリン車(アイドリングストップ付き、2015年登場モデル)郊外路における実燃費/10.5km/L
ビッグマイナーチェンジされたエスティマの2.4リッターガソリン車は、燃費こそ最新のラージミニバンに対し引けを取らないものの、「大きな不満や問題はないが、やはり古さは否めない」というのが結論だ。
登場から10年間という月日が経ち、本来ならいつフルモデルチェンジがあってもおかしくない時期でありながら、様々な事情もあってビッグマイナーチェンジで繋いでいるのだから、無理もないことだ。
しかし、クルマに限らず道具には「これしか変わるものがない」というケースもある(クルマでいえばスズキ ジムニーのようなクルマが当てはまるだろう)。
特にエスティマは、多くのそういった人のために「ビッグマイナーチェンジするならアルファードに載る新しい2.5リッターエンジンに替えて欲しかった、安全装備もトヨタセーフティセンスCではなくPが欲しかった」という気持ちは強くあるものの、それでも延命を行ったということに対しては一応の評価を与えてもいいと思う。
それだけに「エスティマが欲しい、エスティマでなければならない」という人なら選んでいいクルマだとは思う。
ただし、ビッグマイナーチェンジされたエスティマは価格が327万1,418万円からという高額車だけに、購入を考えているなら最新のライバルとなるホンダオデッセイ、直接的なライバルではないにせよトヨタアルファード&ヴェルファイアなども検討や実車確認、見積もりを取ることを勧めたい。
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