日産 新型エクストレイルハイブリッド エコラン(燃費)レポート(1/4)

  • 筆者: 永田 恵一
  • カメラマン:オートックワン編集部
日産 新型エクストレイルハイブリッド エコラン(燃費)レポート
日産 エクストレイルハイブリッド 走行イメージ 日産 エクストレイルハイブリッド 走行イメージ 日産 エクストレイルハイブリッド 走行イメージ 日産 エクストレイルハイブリッド エコラン開始前の様子 日産 エクストレイルハイブリッドと永田恵一氏 日産 エクストレイルハイブリッド エコラン前に説明員の話を伺う エクストレイルハイブリッド 燃費を伸ばす5つのコツ 日産 エクストレイルハイブリッドのタコメーター、下にあるのが「ハイブリッドパワー計」 エコラン中のエアコンはOFFに [日産 エクストレイルハイブリッド エコラン] 日産本社を出発、みなとみらいをを湾岸道路方面へ [日産 エクストレイルハイブリッド エコラン] 日産本社を出発、みなとみらいをを湾岸道路方面へ [日産 エクストレイルハイブリッド エコラン] 画像ギャラリーはこちら

日産 エクストレイルハイブリッドのエコラン大会へ参加!果たして実燃費は!?

日産 エクストレイルハイブリッド エコラン開始前の様子

8月末に自動車メディア28媒体プラス、エクストレイル開発チーム、日産広報チームの合計30チームが参加した「日産 エクストレイルハイブリッド」によるエコラン大会が開催されました。

オートックワンサイトの“燃費担当”である筆者にとっては大きなプレッシャーを感じながらも、やりがいもある任務でしたのでその模様をさっそくレポートしたいと思います。

さて、エコラン大会の詳細へと入る前に、今年4月に追加された日産 エクストレイルハイブリッドの概要をおさらいしておきましょう。

ミドルSUVのなかではトップクラスの燃費を誇るエクストレイルHV

日産 エクストレイルハイブリッド エンジンルーム [日産 エクストレイルハイブリッド エコラン]

エクストレイルハイブリッドは先代モデルに設定されていた2リッタークリーンディーゼルに代わるいわば「飛び道具を持ったエコカー」と呼べる存在で、日産の日本国内向けハイブリッドカーとしてはエンジンを積むFR系のフーガ、シーマ、スカイラインに続くモデルとなります。

3.5リッターハイブリッドの3台とは異なる2リッターNA直噴エンジン(147馬力、21.1kgm)を搭載するFFベースのハイブリッドとなるエクストレイルハイブリッドですが、基本的なハイブリッドシステムはFRと共通の1モーター2クラッチタイプの「インテリジェント デュアル クラッチ コントロール」と呼ばれるもので、CVTの中に41馬力のモーターが組み込まれており、コンパクトかつ充放電性能に優れる「リチウムイオンバッテリー」をラゲッジスペース床下に搭載しています。

また、リチウムイオンバッテリーを採用したおかげでガソリン車のエクストレイルでは売りの1つである「7人乗り3列シート」の設定こそ叶いませんでしたが、ガソリン車とほぼ変わらないラゲッジスペース容量を確保していることも大きな特徴です。

日産 エクストレイルハイブリッド ハイブリッドシステムイメージ

「インテリジェント デュアル クラッチ コントロール」はモーターのみでの発進、高速道路のペースまで含めたEV走行、モーターによるアシスト、モーターを発電機として使うことによるエンジンを使った充電、下り坂や減速時の回生による充電といった多彩な走行モードを持つほか、モーターのみで走行する際にクラッチによってエンジンとモーターを完全に切り離せるため、エンジンの抵抗なく純粋なEV走行をできるためEV走行距離を稼ぎやすいという武器も持っています。

結果、エンジンとモーターの出力をフルに発揮した際のシステム出力は2.5リッター級の「188馬力」、カタログに載るJC08モード燃費は最良値のFF車でガソリン車より約25%良化の「20.6km/L」(4WDは20.0km/L、選択したメーカーオプションによっては若干下がる場合もあり)というエクストレイルハイブリッドが属するミドルSUVの中ではトップクラスの燃費を誇ります。

価格もFFのハイブリッドで280万4,760円と、ガソリン車の約40万円高、エコカー減税が免税になることも踏まえた実質的な価格差は約32万円となりますから、燃費向上分や処分するときの下取り査定を含めた「長い目で見てガソリン車より安くつきそう」という商品力の高さも備えています。

実際、ユーザーもそういったところをよく見ているのか4月から7月までの4ヶ月で約2万1,000台(月平均約5,300台)販売されたエクストレイルのうち半分強がハイブリッドであるとのことです。

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永田 恵一
筆者永田 恵一

1979年生まれ。26歳の時に本サイトでも活躍する国沢光宏氏に弟子入り。3年間の修業期間後フリーランスのライターとして独立した。豊富なクルマの知識を武器に、自動車メディア業界には貴重な若手世代として活躍してきたが、気付けば中堅と呼ばれる年齢に突入中。愛車はGRヤリスと86、過去には日本自動車史上最初で最後と思われるV12エンジンを搭載した先代センチュリーを所有していたことも。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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