【ジュネーブショー2014】プレスデー初日 現地速報レポート/学生カーソムリエ特派員 辻本健志(山口大学)
- 筆者:
- カメラマン:茂呂幸正
ジュネーブモーターショー2014 現地速報レポート
「Volkswagen presents 第2回カーソムリエ学生選手権」 において、ジュネーブ行きの切符を手にしたオートックワン特派員による『ジュネーブモーターショー2014』の現地速報レポート!
先日お届けした「フォルクスワーゲングループナイト」の模様に引き続き、今回は、プレスデイ初日の模様を速報でレポートします。
『ジュネーブモーターショー2014』プレスデイ初日をオートックワン特派員が潜入取材!
意外にも、ジュネーブモーターショーは割とコンパクトな会場で行われます。端から端まで人混みをうまくすり抜けて、5分強というところでしょうか。しかし、とても効率的にブースが置かれているように感じました。
フォルクスワーゲンやメルセデス・ベンツ、BMWなど欧州で高いシェアを誇る主要メーカーのブースはかなり大きく、食事やインタビューの部屋まで作られています。そして、日本ではまず見ることのできないブガッティやケーニッグゼグなどのスーパーカーが、手を伸ばせば触ることのできる距離に置いてあるという光景には、もう圧倒されました。スーパーカーや超高級車を目の前にすると、感慨もなにもものすごくシンプルな感想しか頭に思い浮かびません。
また、日本という国は道が狭くて坂が多く、渋滞しがちであるという世界的に見てもかなり特殊な環境であり、ドイツ本国の取締役が実際に日本でハンドルを取って、日本にはどんな車が必要かを考えているという裏話まで聞かせていただきました。
そして、2018年までに世界No.1ブランドになるという目標を達成するためには、都市部の人向けの電気自動車や、郊外を主に走る人向けのプラグインハイブリッドの技術を開発していきたいと力強くおっしゃっていました。
フォルクスワーゲンの車というのは、世界のベンチマークであって、ほかのメーカーを牽引する立場にあると思います。つまり、いいものを模倣するということができません。それゆえに常にイノベーションが求められています。
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