[試乗] 外観も安全装備も大きく進化!三菱 新型「ミラージュ」はライバルに勝つことが出来るのか(1/4)

[試乗] 外観も安全装備も大きく進化!三菱 新型「ミラージュ」はライバルに勝つことが出来るのか
三菱 新型ミラージュ G [ボディカラー:サンライズオレンジメタリック] 三菱 新型ミラージュ G [ボディカラー:サンライズオレンジメタリック] 三菱 新型ミラージュ G [ボディカラー:サンライズオレンジメタリック] 三菱 新型ミラージュ G [ボディカラー:サンライズオレンジメタリック] 画像ギャラリーはこちら

三菱 ミラージュがマイナーチェンジで外観を大きく変えた!

今のクルマの売れ筋は、読者諸兄もご存知のようにボディとエンジン排気量が小さなクルマだ。

軽自動車は売れ行きを下げたといっても、新車として売られるクルマの38%前後を占める。1~1.5リッタークラスのコンパクトカーも20%前後だから、乗用車市場の約60%は運転がしやすくて価格の安いコンパクトな車種になる。

この背景にはクルマが日常生活のツールになったこともあるが、コンパクトな車種の魅力アップも見逃せない。以前に比べると内外装が上質で、居住空間も広がり、緊急自動ブレーキなどの安全装備を充実させた。その上で燃費が優れ、価格も安い。

三菱 新型ミラージュ G [ボディカラー:クールシルバーメタリック]

「小さなクルマで済ませる」という段階を経て「小さなクルマで十分」、さらに「小さなクルマが欲しい」と考えるユーザーが増えて売れ行きも伸びた。

逆に大きなクルマの魅力は、以前に比べて相対的に薄れている。今でも内外装や乗り心地は上質で走行性能も高いが、小さなクルマとの違いを感じるのは主に趣味性の領域だ。実用性ではあまり差が付かなくなった。

加えて大きなクルマの開発は、日本車でも北米や中国といった海外に比重が置かれ、以前に比べると日本のユーザーの好みが反映されにくい。「日本でも買えます」的なLサイズモデルが増えたこともあって、小さなクルマの時代になった。

三菱が販売数を伸ばす余地は十分にあるはず

三菱 新型ミラージュ G [ボディカラー:クールシルバーメタリック]

そんな背景を踏まえて2015年12月に実施されたのが、「三菱 ミラージュ」の大幅なマイナーチェンジだ。

三菱といえば「アウトアンダー」や「パジェロ」といったSUVのイメージがあるが、販売台数では日産と共同開発した軽自動車の「eKワゴン/eKスペース」が圧倒的な数を占めている。にもかかわらず、コンパクトカーは元気がいまひとつ。

月別の販売統計を見ると、「ミラージュ」とスズキから供給を受けるOEM車の「デリカD:2」ともに、それぞ200~400台程。「トヨタ アクア」の月販平均が約1万8,000台というのは特殊な事例としても、「ホンダ フィット」が約1万台、「日産 ノート」が8,200台だから、三菱車には売れ行きを伸ばす余地は十分にあるといえるだろう。

エンジンは1.2リッターへと統一

三菱 新型ミラージュ G [ボディカラー:サンライズオレンジメタリック]

ミラージュのマイナーチェンジで注目されるのは、1リッターエンジンを廃止して1.2リッターに統一したことだ。

2012年8月の登場時点では直列3気筒の1リッターのみだったが、2014年12月に直列3気筒の1.2リッターを加え、先ごろ1.2リッターのみになった。1リッターエンジンのJC08モード燃費は「27.2km/L」だから、発売時点ではノーマルエンジンの小型車でトップだったが、その後にパッソが「27.6km/L」になった。燃費については今ではセールスポイントになりにくく、やはり1リッターでは動力性能も足りなかったということもあって、マイナーチェンジ後は1.2リッターのみのラインナップとされている。

また、JC08モード燃費は0.4km/L向上して「25.4km/L」と上昇している。

そして、マイナーチェンジでミラージュは装備が充実した。車両重量が10kg増えて900kgになったことも影響している。

そんなマイナーチェンジ後のミラージュを試乗したので、さっそく皆さんにご報告したい。

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渡辺 陽一郎
筆者渡辺 陽一郎

1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。記事一覧を見る

監修トクダ トオル (MOTA編集長)

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