[試乗] 外観も安全装備も大きく進化!三菱 新型「ミラージュ」はライバルに勝つことが出来るのか(3/4)
- 筆者: 渡辺 陽一郎
- カメラマン:和田清志
昨今注目の緊急自動ブレーキも全車標準装備
ミラージュはマイナーチェンジにより、装備も充実させている。
赤外線レーザーを使った緊急自動ブレーキを、全車に標準装備。ただし、eKワゴン/eKカスタムに採用された車両の周囲を上空から見たような映像で表示するマルチアラウンドモニター、オートマチックハイビームは備わらない。
外観は新たにメッキグリルなどを装着して豪華な印象を強めた。上級のGにはディスチャージヘッドランプと併せてLEDポジションランプも備わる。
内装も光沢のあるブラックのパネルを装着するなど質感は申し分ない。
ボディカラーは、以前は明るいパープルやイエローを用意したが、今は全般的に渋い色彩になった。それでも深みのあるオレンジなどを選択できる。
生産はタイ工場なので「納期」に注意を
ミラージュを選ぶ時に注意したいのは「納期」だ。タイの工場で生産されるので、在庫車や生産計画に沿わないオーダーをすると納期が長引く。
販売店によると「個性的な色彩を選んで、サイド&カーテンエアバッグをオプション装着したような場合、契約から納車までに最長3ヶ月くらいを要する」という。ミラージュは輸入車でありながら、バリエーションが相応に多く良心的だが、注文の仕方によっては納期が伸びる。
バリエーションは先に述べた上級のG(148万5000円)とベーシックなM(138万240円)の2グレード。双方ともに装備と価格のバランスは取れていて、どちらか一方が買い得な設定ではないが、筆者は上級の「G」を推奨する。
ディスチャージヘッドランプ、フォグランプ、ターンランプ付きドアミラーなどが備わって内装の質も向上しているからだ。
変更前の1.2Gに比べると3万9960円の値上げだが、低速用の緊急自動ブレーキやディスチャージヘッドランプが加えられた。なので実質的には新型が2万円ほど割安になる。
ライバル車のコンパクトカーも、緊急自動ブレーキ、ディスチャージヘッドランプ、キーレスオペレーションなどをオプション設定にすることが多く、標準装着のミラージュは価格と装備のバランスで相応に優位だ。
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