三菱 i(アイ) 新型車徹底解説(6/6)
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エンジンはターボのみ、リヤミッドシップの難問をクリア
iに搭載されるエンジンはターボ仕様のみとなる。このエンジンはリヤミッドシップを実現するために、あらゆる部分を新設計したもので、現在のところはi専用ユニット。将来的にはスマートに搭載される予定もあるという。エンジンブロックはオールアルミ製で、ブロック単体では従来の鋳鉄製にくらべて約10kgの軽量化を実現。エンジン全体では、DOHC、可変バルブタイミングのMIVECの採用などにもかかわらず、ekスポーツ搭載エンジンにくらべて約8kgの軽量化を実現している。
可変バルブタイミングとターボの組み合わせによって、低速から高いトルクを発生。最大トルクは3000回転と低い回転数で発生する。言葉で表すと一言ですんでしまうが、トルクカーブをみるとびっくり、そのカーブはほとんど水平ではないかと思われるように描かれているのだ。このエンジンは三菱の軽自動車としては初となる電子制御のスロットルを採用。燃費や排ガスの清浄性を向上するだけでなく、ドライバビリティのアップにも貢献している。
サスペンションはフロントがストラット、リヤはド・ディオンアクスルといわれる方式を採用。ド・ディオンアクスルは、もとともRR用に開発されたサスペンションで、固定式と独立式の中間的特性を持っている。
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