三菱 i(アイ) 新型車徹底解説(4/6)
- 筆者:
2550mmのロングホイールベースが生み出す広々とした室内
iは軽自動車の常識を覆す2550mmという長いホイールベースを採用。そのホイールベースを生かした室内は、卓越した居住性をもたらしている。フロントにエンジンが存在しないので、フロントシートの乗員は足をしっかりと伸ばした乗車姿勢が可能。フロアもかなりフラットに設計されていて、足元が落ち着くのだ。
一方リヤシートの広々感も十分。iはミッドシップといってもエンジンの配置はぼぼリヤアクスルの真上。エンジンの重心位置がリヤアクスルよりも前方に配置されるので、ミッドシップと呼ばれるのだ。つまり、フロアへのエンジンの影響がほとんどない。リヤシートへの乗車時、乗員はフロントシートの下につま先を入れることになる。フロントシート下には燃料タンクが納められているが、このタンクも室内への張り出しを山形としているため、窮屈感は少ない。
インテリアカラーは上の写真のような赤を基調にしたものと、グレーを基調にしたものの2種を用意。GとMはどちらのインテリアカラーもチョイス可能だが、Sはグレー内装のみしか設定されない。
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