[試乗]デビューから丸4年、まだまだ進化が止まらないマツダ 新型 アテンザ(1/5)
- 筆者: 渡辺 陽一郎
- カメラマン:島村栄二・MAZDA
マツダを飛躍的に進化させた「SKYACTIV(スカイアクティブ)技術」とは
2012年2月に発売されたCX-5以降のマツダ車には、エンジンからプラットフォーム、サスペンションまで「SKYACTIV(スカイアクティブ)技術」が使われている。
通常、エンジンやプラットフォームは開発費用が高額だから、時間差を設けて開発を行う。ところがマツダのスカイアクティブ技術は、2005年から2006年頃に戦略を立て、いろいろな機能やメカニズムを横並びで開発した。
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そのためにこれまでの開発手法では難しい、エンジンとプラットフォームの連携も行われている。従来なら既存のエンジンを搭載するために、プラットフォームの開発が一種の妥協を強いられる場面もあったが、スカイアクティブではエンジンの開発側でも調節を図ったのだ。
CX-5以降のマツダ車が採用する「魂動(KODO:SOUL of MOTION)デザイン」も、スカイアクティブ技術が同時に開発を進めたから実現できた。
最新技術をいち早く他モデルへも水平展開出来る「SKYACTIV」
また、進化した技術を別の車種へと水平的に採用できることもスカイアクティブのメリットだ。
国内で売られるマツダ車は、設計の古いミニバンとOEMの軽自動車、商用車を除くと6車種がラインナップされる。後輪駆動のロードスターは独自性が強いが、前輪駆動のプラットフォームはコンパクトな「デミオ」と「CX-3」、ミドルサイズの「アクセラ」「アテンザ」「CX-5」が採用する2タイプだ。
プラットフォームの考え方や形状は2タイプともに似ていて、エンジンも共通化が進んだ。従って技術が進歩すれば大半の車種で共有できる。
このメリットを生かしたのが、2016年8月25日に実施されたマツダ アテンザの商品改良だ。
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