[試乗]デビューから丸4年、まだまだ進化が止まらないマツダ 新型 アテンザ(4/5)

[試乗]デビューから丸4年、まだまだ進化が止まらないマツダ 新型 アテンザ
「デビューから丸4年、まだまだ進化が止まらない」マツダ 新型 アテンザ(2016年夏 一部改良モデル) 試乗レポート/渡辺陽一郎 「デビューから丸4年、まだまだ進化が止まらない」マツダ 新型 アテンザ(2016年夏 一部改良モデル) 試乗レポート/渡辺陽一郎 「デビューから丸4年、まだまだ進化が止まらない」マツダ 新型 アテンザ(2016年夏 一部改良モデル) 試乗レポート/渡辺陽一郎 「デビューから丸4年、まだまだ進化が止まらない」マツダ 新型 アテンザ(2016年夏 一部改良モデル) 試乗レポート/渡辺陽一郎 「デビューから丸4年、まだまだ進化が止まらない」マツダ 新型 アテンザ(2016年夏 一部改良モデル) 試乗レポート/渡辺陽一郎 「デビューから丸4年、まだまだ進化が止まらない」マツダ 新型 アテンザ(2016年夏 一部改良モデル) 試乗レポート/渡辺陽一郎 「デビューから丸4年、まだまだ進化が止まらない」マツダ 新型 アテンザ(2016年夏 一部改良モデル) 試乗レポート/渡辺陽一郎 「デビューから丸4年、まだまだ進化が止まらない」マツダ 新型 アテンザ(2016年夏 一部改良モデル) 試乗レポート/渡辺陽一郎 「デビューから丸4年、まだまだ進化が止まらない」マツダ 新型 アテンザ(2016年夏 一部改良モデル) 試乗レポート/渡辺陽一郎 「デビューから丸4年、まだまだ進化が止まらない」マツダ 新型 アテンザ(2016年夏 一部改良モデル) 試乗レポート/渡辺陽一郎 「デビューから丸4年、まだまだ進化が止まらない」マツダ 新型 アテンザ(2016年夏 一部改良モデル) 試乗レポート/渡辺陽一郎 画像ギャラリーはこちら

ディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」の静粛性が向上

「デビューから丸4年、まだまだ進化が止まらない」マツダ 新型 アテンザ(2016年夏 一部改良モデル) 試乗レポート/渡辺陽一郎「デビューから丸4年、まだまだ進化が止まらない」マツダ 新型 アテンザ(2016年夏 一部改良モデル) 試乗レポート/渡辺陽一郎

試乗車はクリーンディーゼルターボを搭載するセダンの2WD「XDプロアクティブ」(6速AT)、ワゴンの4WD「XD・Lパッケージ」(6速MT)、2.5リッターのガソリンエンジンを搭載するセダンの「25S・Lパッケージ」(6速AT)であった。

改良の効果が顕著なのは、ディーゼルエンジンのノイズだ。

>>[画像100枚超]マツダ 新型 アテンザ フォトギャラリー

従来型では2000回転前後の低回転域を中心にガソリンとは異質の音が明瞭に聞こえたが、改良後は静粛性が向上した。少しノイズの大きなガソリンエンジンという印象だ。これはナチュラルサウンドスムーザーとDE精密過給制御の効果で、同様のことがマイナーチェンジを受けたアクセラの試乗でも感じられた。

スペック上は変わりないが、ディーゼルは動力性能も向上している

「デビューから丸4年、まだまだ進化が止まらない」マツダ 新型 アテンザ(2016年夏 一部改良モデル) 試乗レポート/渡辺陽一郎

ディーゼルの動力性能も、DE精密過給制御で向上している。最高出力が175馬力(4500回転)、最大トルクが42.8kg-m(2000回転)の数値に変化はないが、1500回転を下まわった時の駆動力の落ち込みが小さくなった。6速ATはこの回転域をあまり使わないように変速制御されるが、6速MTではドライバーが高いギヤを選べば当然にエンジン回転は下がる。この時に違いを感じた。

ただしLパッケージのフロントドアガラスに採用された遮音の効果は分かりにくい。Lパッケージは19インチタイヤ(225/45R19)を標準装着して、ロードノイズ(タイヤが路上を転がる時に発生する騒音)が大きいからだ。

タイヤサイズによる違いにも注目

「デビューから丸4年、まだまだ進化が止まらない」マツダ 新型 アテンザ(2016年夏 一部改良モデル) 試乗レポート/渡辺陽一郎

一方、2WDのXDプロアクティブは17インチタイヤ(225/55R17)を履いており(19インチはオプション)、ロードノイズが19インチに比べて抑えられているから、フロントドアガラスの遮音はなくても静かに感じた。

足まわりに変更はないが、乗り心地も17インチが快適だ。タイヤは17/19インチともに225サイズだから、空気の充填量は前者が多い。指定空気圧はすべて230kPaで等しく、路上のデコボコは17インチが吸収しやすい。19インチは見栄えはカッコイイが、ロードノイズが大きくて硬めだから粗い印象になる。操舵感は19インチの切れが良いが、車両全体のバランスは17インチが勝る。

ボディサイズによる違いにも注目

「デビューから丸4年、まだまだ進化が止まらない」マツダ 新型 アテンザ(2016年夏 一部改良モデル) 試乗レポート/渡辺陽一郎「デビューから丸4年、まだまだ進化が止まらない」マツダ 新型 アテンザ(2016年夏 一部改良モデル) 試乗レポート/渡辺陽一郎

またボディによっても差がある。

ワゴンはセダンに比べてホイールベース(前輪と後輪の間隔)が80mm短い。全長の違いは60mmだから、ワゴンは積載性も考えてボディの後部を長く伸ばした。加えてワゴンはボディの後端にリアゲートの開口部が備わり、セダンと違って後席と荷室を隔離する骨格はない。

そうなると走行安定性と乗り心地はセダンが有利。17インチタイヤを組み合わせると、走りの質とバランスは最良だ。

逆に19インチを履いたワゴンは最も不利になってしまう。

>>マツダ 新型 アテンザ フォトギャラリー[画像100枚超]

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渡辺 陽一郎
筆者渡辺 陽一郎

1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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