車の売却はどんな流れで進む？ 売却方法や必要書類、高く売るコツまで完全解説
- 筆者： 文生伊（あおい）
車を売却したいけど、手続きのやり方がわからないという人も多いのではないでしょうか。車を売ることは人生でそれほど経験することではないので、当然といえば当然ですよね。
でも、大切な愛車を売るなら、できるだけ高く売りたいですし、そのための準備もしておきたいものです。そこで、この記事では車を売却する際の流れや高く売るためのコツ、必要な書類、注意点などを詳しく説明していきます。
この記事を読んで、あなたの愛車を高く売るための準備を万全にしましょう。
車売却の流れ
最初に車を売却する流れを紹介します。主に5つのステップがあり、どのような売却方法を選んでもおおまかな流れは同じです。
それぞれのステップについて詳しく見ていきましょう。
1.売却方法を選ぶ
車の売却を思い立った際、まず行うべきは売却方法を選ぶことです。
売却方法は以下のものがあります。
・ディーラーの下取り
・中古車販売店や買取専門店への売却
・オークション
・一括査定
・個人間売買
ディーラーの下取りとは新車購入時に今乗っている車を引き渡す方法のこと。
中古車販売店・買取専門店への売却は下取りよりも少し手間がかかるものの、高値で売却できる可能性があるメリットがあります。
オークションは市場価格を反映した額で売れやすい方法ですが、出品するためには専門的な知識が必要です。
個人間売買は最も高値で売れる可能性があるものの、トラブルが最も起きやすいため初心者にはおすすめしません。
それぞれの売却方法の詳しいメリットやデメリットについては先のパート「車を売るならどこがいい？ それぞれ選択肢とメリット・デメリット」で解説しますが、まずはこの5つの売却方法があることを知った上で売却の流れを確認すると理解しやすいでしょう。
2.必要書類を準備する
車を売却するために必要な書類はいくつかあります。
車売却に必要な書類
・車検証
・自賠責保険証
・自動車納税証明書
・自動車リサイクル券
・委任状・譲渡証明書
それぞれの書類については後のパート「車売却時に必要な書類」でさらに詳しく解説しますが、ほとんどの書類が車検証や取扱説明書と同じく車のグローブボックス（助手席前の収納）に納められているため、揃えることは難しくないはずです。
売却をする前に、まずは一式揃っているかを確認しておきましょう。
また、自動車納税証明書は納税したときの控えを準備しておきます。普通自動車の場合は印鑑証明書も必要になる点も覚えておいてください。
さらに、車検証の情報と現住所が変わっている場合は住民票など異動の記録を証明できる書類が必要になります。
3.査定依頼をする
売却方法を決めて書類の準備ができたら、次に査定を依頼します。
査定とは車の車種・年式・走行距離・キズ・へこみ等の状態などに基づいて車の価値を計ること。
査定するお店・担当者によって判断が変わるため、できるだけ多くの業者に依頼することが望ましいです。
査定の際には車内外をできるだけキレイに掃除しておくと良い印象を与え、査定額がアップすることもあります。
できるだけ効率よく時短で査定してもらいたい人は、一括査定サービスを使って自宅などで査定を受ける「出張査定」を申し込むと良いでしょう。
一括査定サービスは最大20社が事前入札に参加し、上位3社が出張査定に来てくれるMOTA車買取がおすすめです。
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WEBサイトで査定申し込みでき、高値をつけたお店とだけ交渉できるから、楽して高値で車が売れます。
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4.売却先を決定し、売買手続きを実施する
納得のいく査定結果が出たら、売却先を決定します。
一般的には最高値を提示してくれた業者を選ぶかもしれませんが、交渉のスムーズさやサービスの質も考慮し、気持ちよく取引ができる相手かどうか総合的に判断するという考え方もおすすめです。
基本的に売却先の指示通りに手続きを進めれば問題ありませんが、売買契約を締結する際にはしっかりと契約内容をよく読み、不審な点や納得がいかない点がないことを必ず確認してから署名・捺印をするようにしましょう。
求められた書類が揃えられたら、車の引き渡しの日時や入金の方法など段取りの打ち合わせに進みます。
5.車を引き渡し、入金を確認する
最後のステップは車の引き渡しと入金の確認です。
車を引き渡す際には車内に私物の忘れ物がないか、カーナビやドライブレコーダー等に個人情報が残っていないかなどをチェックします。
車を引き渡したあと、約束の日時に指定の口座へ売却金が入金されていることを必ず確認するようにしましょう。
もし入金が遅れている場合はすみやかに売却先に連絡を入れ、状況を確認することをおすすめします。
入金が済んだら、車の売却手続きは無事完了となります。
車を高く売却するコツ
車を売却するにあたり、できるだけ高く売りたいと考える人のほうが多いですよね。
そこでこのパートでは、車を高く売却するためのコツを4つ紹介していきます。
難しい駆け引きや交渉が必要のない誰にでも取り入れやすいコツばかりですので、ぜひ試してみてください。
複数社の査定結果を比較する
最初のコツは複数社に査定をしてもらい、その結果を比較することです。
それにより、複数社が競い合うことでより高値が期待できます。
「査定結果なんてどこの業者も同じでしょ」と思う人もいるかもしれませんが、実は業者によって特定の車種や年式など強みとしている車に違いがあります。
業者次第では他社よりも高い査定額を提示してもらえる可能性もあるため、複数社の査定結果を比較することは車を高く売るために必須のステップです。
しかし複数社とやりとりすることは時間と手間がかかるため、敬遠する人も多いのではないでしょうか。
そこでおすすめなのがWebで一括査定を依頼する方法。
一度の依頼で複数の買取業者が車を査定してくれるため、効率よく比較検討ができます。
とくに一括査定サービスの中でも、事前に最大20社が入札し、上位3社とだけやりとりができる「MOTA車買取」がおすすめです。
この方法であれば自動的に高く査定してくれる業者とマッチングしてくれるため、業者の選別の手間を圧倒的に省くことができます。
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車の一括査定サービス「MOTA車買取」なら、車などの情報を1回入力するだけで、複数の買取店へ同時に見積もり依頼が可能。最短45秒で入力が終わるほど簡単です。
買取店とのやりとりは高額な査定を出した上位3社とだけ。MOTA車買取なら「たくさんの業者から電話がきてしまう」なんて心配もありません。
なによりメリットは、その上位3社に選ばれるために最大20社の買取店が競い合うため、高額査定が期待できることです。
苦労せずに高く車を売りたいなら、MOTA車買取でお見積もりを！
需要の高い時期を知る
車を売る際には需要の高い時期を狙うことも重要です。
一般的に車が最も高く売れる時期は1月〜3月とされています。なぜなら就職や転勤など新生活に向けて車の需要が高まるからです。
下半期に向けて異動や転職が増えるタイミングの9月も高く売れる時期のため、査定額が上がりやすくなっています。
また、4WD（四輪駆動）車ならば冬の前、オープンカーならば春から夏にかけて売り時とされています。
ところが、4月と年末は消費者の需要が減るため価格が下がりやすい傾向があります。季節や市場のトレンドを知ることで、適切なタイミングを逃さず売却して高値をつかみ取りましょう。
ただし、車検のタイミングや家庭の都合などで需要の高い時期を狙うことは難しいかもしれません。
その場合は無理せず各々の都合を優先し、複数社の査定を受けることや次に紹介するコツの方を徹底的に実践することで損を最小限に抑えられるでしょう。
車内のニオイや汚れをキレイにしておく
車を査定してもらう際には、できるだけ車内の臭いや汚れをキレイにしておくことも重要です。
人間と同じで、車内が清潔であれば査定時の印象が良く、良い査定をしてもらえる確率が上がります。
特にペットの臭いやタバコの臭いはマイナス評価につながることが多いため、細心の注意を払いましょう。
使用者がよく触れる場所であるドアやダッシュボード、シートやフロアマットも清掃しておくと、さらに査定員の評価がワンランク上がります。
また、外装面は洗車をしておくとより好印象に繋がるので余裕がある人は対応しておきましょう。
メンテナンスノートや外した純正パーツがあれば用意しておく
査定の際には、メンテナンスノートや外した純正パーツなどを用意しておくと、査定額が上がることがあります。
メンテナンスノートとは、車の整備歴を証明する書類で、車の健康診断書のようなもの。
その車が定期的なメンテナンスを受けている証明ができるため、評価アップにつながる重要な書類です。
また、車を好きなようにカスタマイズして乗っている人も多いかもしれませんが、取り外した純正パーツが残っているのであれば車と一緒に査定してもらいましょう。
純正パーツは後々購入することが難しい部品のため、査定額が上がる可能性が高くなる重要なアイテムです。
車を売るならどこがいい？ それぞれ選択肢とメリット・デメリット
車を売る方法については記事の冒頭「車売却の流れ」のパートでも軽く紹介しましたが、このパートでは車を売る先それぞれのメリット・デメリットについて詳しく解説します。
「本当はどこに車を売るのが一番いいの？」「損をしない売り方をしたい！」という人に必ず知ってほしい重要な内容となっていますので、候補を選定する際の参考にしてみてください。
ディーラー下取り
一般的に「車を売る」と聞くとディーラーに下取りに出す方法をイメージする人が最も多いのではないでしょうか。
下取りとはディーラーに今乗っている車を引き渡す代わりに新車の見積金額から割引をしてもらう方法のこと。
特に新たに車を購入する前提であれば、下取りがもっとも楽で時短になるというメリットがあるため人気の売却方法です。
しかし下取りは査定額が低めになりがちであるというデメリットもあります。
なぜならディーラーは車を売ることが目的の商売であり、買うことは専門ではないからです。
車の査定額は購入する車の見積金額から「下取り金額」として差し引かれるため、新車からより多く値引きをしてもらえたように見えてしまいますが、実は損をしているという可能性もあるのです。
車を少しでも高く売りたい人にとっては、ディーラーに下取りに出すことはあまり得策とは言えないでしょう。
中古車販売店で査定
2つ目の方法が中古車販売店や買取専門店に車を査定してもらう方法です。
中古車販売店は商品となる車を仕入れるために買い取りをしているため、高値を付けてくれやすいのが特徴。
下取りと違い新たに車を買う必要もなく売却だけで済むのも嬉しいポイント。
また、複数の業者に査定を依頼することで比較検討も可能。より高い値段をつけてくれる業者を探すことができるため、高値で車を売りたい人にとってはメリットの大きい方法であると言えます。
ただし、買取のための査定額の交渉や売買契約の締結など書類の準備に時間がかかる点がデメリット。
カーメーカーの看板を背負っている新車のディーラーよりも個人店が多く、信頼できる店舗を見つけるのが難しい場合もある点も注意が必要です。
下取りよりも高値で売りやすい分、リスクも少し上がる点は留意しましょう。
オークション形式
最近ではオークション形式も人気を集めている車売却の方法の1つです。
ヤフーなどの個人間で入札が可能なオークションもあれば、加盟業者のみが参加可能なプロ専用オークションもあります。
加盟業者のみが参加可能なオークションの場合、市場価値を反映した額で車を売りやすいのがメリット。
ただし個人では参加が難しいためオークション代行業者に依頼しなければなりません。
その場合は代行手数料がかかるため、実際に手元に入る金額は落札額から減った額であることは覚えておきましょう。
個人間でのオークションは、車の受け渡しはもちろん書類の準備や手続き関係もすべて個人が行わなければならないため、最もトラブルが多い売却方法でもあります。
初心者にとってはデメリットのほうが大きい売却方法のため、あまりおすすめしません。
一括査定
車を売却した経験が少なく、車の知識にそこまで自信がないという人は一括査定が最もおすすめの方法です。
なぜなら知識も経験も不要なのに高値で車が売れるからです。
一括査定はWebで基本的な車の情報を一度入力するだけで、加盟している多数の業者の中からあなたの車を買い取りたい業者が名乗りを上げてくれる仕組み。
複数社が競い合ってくれるため、値が上がりやすいことが魅力のサービスです。
売主は何店舗も足を運ぶ必要なく複数社に査定をしてもらえて、査定結果を比較できます。
一括査定はお手軽でありながら高値が期待できる反面、査定を申し込んだ直後に多数の業者から電話がかかってきて「電話が鳴り止まない」「仕事中であってもしつこく営業される」など手間がかかってしまうのがデメリット。
せっかく電話に出ても二束三文の査定額しかつけてもらえず「時間の無駄だった」と後悔するケースや「悪質な業者に買い叩かれてしまった」などのトラブルも多数報告されています。
しかしこれらのデメリットには解決策があります。
おすすめは新時代の一括査定「MOTA車買取」
一括査定のデメリットを避けたい人は、新時代の一括査定「MOTA車買取」がおすすめです。
MOTAなら加盟している最大20社があなたの車を査定してくれますが、実はあなたに電話がかかってくる前に業者間でオークションのような入札が行われます。
入札の結果、高値をつけた上位3社だけにあなた直接交渉する権利が与えられる仕組みのため、一斉に何社からも電話がかかってきてうんざりすることもありません。
しかも事前に査定額がわかっているため、「せっかく電話に出たのに低い査定額しかつけてもらえなかった…」と時間を無駄にする心配も不要。
さらにはMOTA車買取では実際に業者とやりとりをした人の口コミが公開されているため、評判の良い業者とそうでない業者が瞬時にわかります。
評判の良い業者とだけ交渉すればよいため、無用なトラブルを避けやすい点でもMOTA車買取はおすすめの一括査定です。
MOTA車買取の主な特徴
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車売却時に必要な書類
車売却の流れについて確認し、売却方法が理解できたら今度は必要な書類について解説していきます。
車の状態や売却先によって多少の違いはあるものの、必須となるものについて解説しますので提出できるように準備しておきましょう。
車検証（自動車検査証）
必ず必要になる書類の1つ目は車検証（自動車検査証）です。
車検証とは車が保管基準に適合していることを証明する書類のことで、その車に関する詳細な情報が記載されています。
一般的には車の取扱説明書などの冊子と一緒にファイルに納められ、助手席前のグローブボックスに保管されていることが多いです。
もし紛失してしまった場合は、車が登録されている地域を管轄している運輸支局（陸運局）で再発行してもらってから売買に臨む必要があります。
手続きをする時間がない人や自分でやるのは不安な場合は、業者に代理で申請してもらうこともできるので買取業者に相談してみるとよいでしょう。
自賠責保険証明書
自賠責保険とは別名「強制保険」とも呼ばれる保険のことで、新車の購入時や車検時に加入・更新します。
その証明書は車検証と同じファイルに納められている場合はほとんどです。
もし自賠責保険証を紛失してしまった場合は、保険会社や代理店を通じて再発行の手続きが必要になります。
保険会社が不明な場合は車を購入したディーラーに確認してみるとよいでしょう。
自動車税納税証明書
自動車税納税証明書とは、排気量に応じて課税される税金のことで、毎年5月に支払っているはずです。
買い取りの際には、車の所有期間中にきちんと納税されていたことを示す重要な書類であるため提出が求められます。
コンビニ等で支払った場合は振込用紙の半紙が証明書に相当します。
納税証明書を紛失してしまった場合、またはキャッシュレス納税をして証明書がない場合は、都道府県の税務課（軽自動車の場合は市区町村の役所）で再発行の手続きを行ってください。
自動車リサイクル券
自動車リサイクル券とは、車を購入する際に納める義務のある「廃棄処分時の費用を支払った証明」となる書類です。
基本的にリサイクル料は「車の持ち主が負担する」という考えのもと運用されているため、車を売ると売主に返金され、次の持ち主が改めて納付します。
その取引をするためにリサイクル券を買取業者に渡す必要があるのです。
ただし一般的に買取業者は査定額の中にリサイクル料の返金額も含めている場合がほとんどのため、リサイクル料返金のために特別な手続きをする必要はありません。
委任状・譲渡証明書
車の買い取りの際には委任状と譲渡証明書も必要になる書類です。
なぜなら業者が車の名義を変更するために必須の書類だからです。
委任状は車の所有者である本人が直接手続きに赴かず、業者に代行を依頼するためのもの。
譲渡証明書は車を売却（譲渡）する場合に、車の「移転登録」を行う際に必要となる証明書のことです。
どちらも「知らない間に第三者に名義変更されてしまった」というトラブルを防ぐため、確実に当人同士の合意のもとで行われていることを証明するための重要な書類。一般的にこれらの用紙は買取業者が用意してくれるため、売主は指示通りに記入し提出するだけでOKです。
その他にも、普通自動車であれば実印・印鑑登録証明書も必要になります（軽自動車は認印だけ）。
また、車検証上の所有者と売主が違う場合や住所に変更がある場合などには、他にも書類が必要になってきます。
それぞれの状況に応じて必要書類をしっかりと確認してから売却に臨むとスムーズです。
車を売る時の注意点
車を売る時、必要な書類を確実に揃えること以外にも注意すべき点が4つあります。
これらの点に気をつけないと思わぬトラブルに巻き込まれてしまう可能性があります。
一度合意した売却額から値下げされてしまうなど損をしてしまうリスクもあるため、しっかりと確認してから売却に臨みましょう。
契約を急がされても焦らない
車の査定を受けた際、買取業者に決断を急がされても焦らずじっくりと検討する時間をとりましょう。
「いま決めてくれればこの額で買い取ります」「今日だけの特別価格です」などと揺さぶりをかけてきたとしても即決はNGです。
なぜなら即決を促すことは、売主に他社と比較検討させないための業者側の戦略だからです。
買取業者の営業担当者は交渉力が高いため、巧みな言葉で今契約した方が良い理由を説いてくるかもしれませんが、勢いで決断することは絶対にやめましょう。
事故歴・修復歴を隠さない
車を高値で売りたいからと言って、事故歴や修復歴を隠さないように注意しましょう。
なぜなら売主が意図的に事故歴や修復歴などの情報を偽って売却した場合トラブルに発展する可能性があるからです。
実は売り手には契約不適合責任という車の情報を包み隠さずオープンにする義務があります。
契約不適合責任とは車に事故歴や故障などの不具合があることを知っていながら業者に伝えなかった場合、売り手が責任を問われること。
情報を偽って売却した結果、裁判に持ち込まれるケースもあるため必ず正しい情報を伝えるようにしましょう。
引き渡しまでの事故や傷をつけないように注意する
ここからは車の売買契約を締結したあとの注意点です。
売買契約を締結してから業者に車を引き渡すまで間が空くことがありますが、絶対に事故を起こしたり傷をつけたりしないように気をつけましょう。
契約後に車に損傷を負わせてしまうと、減額や最悪の場合は買い取りを拒否されてしまうこともあります。
事故車は査定額がガクンと下がり、最悪の場合廃車になってしまうことも考えられます。
このリスクを避けるためにはできるだけその車に乗らないようにするか、売買契約時に代車を借りるか、レンタカーを借り、引き渡しまでの期間を事故なく乗り切る工夫をすることで回避できます。
引き渡しまでに私物は引き上げる
車を引き渡した後に私物の忘れ物に気づく人が多くなっています。必ず事前にすべての私物を引き上げるようにしましょう。
特に忘れ物が多い場所は後部座席やドアポケットです。
また、ETCカードやCDなどオーディオ周りのメディアを挿入したまま忘れてしまう人も多くいます。
これらの車内に取り残された私物は買取業者によって保管する・しないの対応に差があり、捨てても良いと判断されそうなものについては手元に忘れ物が戻ってくる可能性は低いです。
特にETCなどカード類の抜き忘れは重大なトラブルにつながる可能性もあるため、最大限の注意を払いましょう。
よくある質問
車を売った後の手続きは何がありますか？
車の引き渡し、お金を受け取ったら売却の手続きは完了となりますが、任意保険や契約している駐車場の解約など、車に乗らなくなる場合の手続きを忘れないように注意が必要です。
あるいは、別の車に乗り換える場合には乗り換えに必要な手続きを進めていけば問題はありません。
車売却時に起こるトラブルはどんなものがある？
車売却時に起こりがちなトラブルは、「業者からしつこく電話がかかってくる」「強引に契約させられる」「キャンセルができない」などです。
中には評判の悪い業者が悪質な行為をすることで起きるトラブルもありますが、売主側が車の情報を偽ることでトラブルに発展するケースもあります。
事故車や傷だらけの車でも売却はできますか？
事故車や傷だらけの車でも売却はできます。
なぜなら車には「部品取り」など様々な利用法があるからです。
車検切れの車についても同様に売却が可能となります。
ただし業者によってこのような車を得意としているタイプと敬遠するタイプがいるため、相性の良い業者を選ぶことが肝心です。
どの業者を選んだらよいかわからない場合は一括査定を利用すれば、あなたの車の買取を希望する業者から連絡がもらえます。
まとめ
ここまで車の売却の一連の流れについて解説してきました。
売却方法は複数の選択肢がありますが、書類の準備、査定業者を選定し契約するというプロセスは車の売却の基本です。
また引き渡し後の入金確認などは意外と見落としがちなプロセスなので注意しましょう。
売却方法については複数の業者の査定を一括で受けることができ、査定額を比較できる一括査定サービスがおすすめです。
中でもMOTA車買取は確実に高額査定を狙いたい人にはおすすめのサービスと言えます。
なぜなら最大20社が事前入札で査定額を競い合い上位3社とだけ直接交渉が許される仕組みになっているため、迷惑な営業電話ができない上、上位3社に入るために各社しのぎを削って査定してくれるから。
少ない手間で高額で売却したいならMOTA車買取で査定をしてみてはいかがでしょうか？
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商品価格に変動がある場合、または登録ミスなどの理由により情報が異なる場合があります。最新の価格や商品詳細などについては、各ECサイトや販売店、メーカーサイトなどでご確認ください。
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車サブスクNavi/自動車査定Navi、2サイトのメインライター。自動車関連企業に15年従事した経験を活かしながらフリーランスとして活動中。愛車遍歴はBMW Z3、Fiat 500、Abarth595、人生初の国産車ジムニーを経て現在はスバリストに転身。記事一覧を見る
自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。
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