523PS&航続距離650kmのラグジュアリーBEV「BMW iX」が登場! ライバルの輸入車3車種も合わせてご紹介

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BMWの新型プレミアムEV「iX」は、「X5」並みのボディサイズとインパクト抜群の縦長キドニーグリルを持ち、余裕のある最高出力や航続距離を誇るラグジュアリーな1台。今回は「iX」のプレミアムたるゆえんと、ライバル3台との比較をお届けします。
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  1. 最新のBMW流儀を取り込んだ近未来的かつエレガントなスタイリング
  2. 0-100km/h加速4.6秒! ハイパフォーマンスカー並のポテンシャルを実現
  3. 充電で650km走れるからロングドライブも安心、1299万7000円も高くない!?
  4. ライバル1:ラグジュアリーEVというジャンルを切り開いたテスラ「モデルX」
  5. ライバル2:必要以上のバッテリーを積まず、車両価格を抑えたアウディ「eトロン 50クワトロ」
  6. ライバル3:日本上陸目前の最強のライバル、メルセデス・ベンツ「EQE」
  7. 自分にベストなEVを選ぶためにやっておくべきこと

最新のBMW流儀を取り込んだ近未来的かつエレガントなスタイリング

BMWにおける現時点でのフラッグシップ電気自動車「iX」。システム最高出力523PSを発生し、総電力量111.5kWhにより650kmという航続距離を誇り、ラグジュアリーEVにターゲットを絞ったBEV(バッテリーEV)です。

ゼロから開発したプラットフォームを採用した「iX」は、全長5mに迫るボディサイズ(全長4,955mm×全幅1,965mm×全高1,695mm)を持ち、ロングホイールベース(3,000mm)&ワイドトレッド(前1,679mm/後1,709mm)が特徴。室内空間を確保するため、車高を高くしたクロスオーバーデザインです。

サイズ的には、BMWの「X5」(全長4,935×全幅2,005mm×全高1,770mm)に近いですが、絞り込んだボディシェイプやヘッドライト周りの先進的な意匠により、さらなるエレガンスをまとった最新のBMW流儀を見事カタチにしています。

中でも目を引くのが、最近のBMW車の特徴である近未来的な顔立ち。

BMWであることを示す「キドニーグリル」は、独特なエッジの効いた形状を採用。内燃機関を搭載しない「iX」はグリルから空気を取り込む必要はないので、穴が塞がれたパネル。その奥には先進運転支援システム「ADAS」のセンサー類やカメラ、レーダー、ヒーターエレメントなどを搭載。ADAS制御による半自動運転には欠かせないものとなっています。

0-100km/h加速4.6秒! ハイパフォーマンスカー並のポテンシャルを実現

「iX」には、上位モデル「xDrive50(総電力量111.5kWh)」と、エントリーモデル「xDrive40(総電力量76.6kWh)」をラインナップ。どちらも前後2基のモーターを備えた4輪駆動です。

「xDrive50」ではフロントで最高出力258PS/最大トルク365Nm、リアで最高出力313PS/最大トルク400Nm、前後合わせたシステム全体で最高出力523PS/最大トルク765Nmという強烈なパワーを発生させます。車重2,530kgながら、0-100km/h加速4.6秒というタイムは、内燃機関によるハイパフォーマンスカーと同等レベルの速さを手に入れています。

ちなみにエントリーモデルの「xDrive40」でも、システム全体の最高出力326PS/最大トルク630Nm、0-100km/h加速で6.1秒と、こちらも十分なスペックを誇っています。

充電で650km走れるからロングドライブも安心、1299万7000円も高くない!?

「xDrive50」の1充電あたりの走行距離(WLTCモード)は650kmで、150kWの急速充電(高速DC充電)を使えば42分で10%から80%、約500kmの走行が可能。10分の充電で約95km走れるという計算になります。

これだけ走れればロングドライブも安心ですし、充電スポットさえチェックしておけば使い勝手に支障をきたすこともないでしょう。ちなみに、普通充電(AC充電/11kW)ならば10時間45分で0%から100%になります。

これだけのパフォーマンスをもちながら、上位モデルの「xDrive50」で車両本体価格1285万円(税込)、エントリーモデルの「xDrive40」ならば1075万円(税込)。

先進性やスタイリング、パフォーマンス、1充電あたりの航続距離などをトータルに考えたら、この価格はコストパフォーマンスが良いと言えるでしょう。高次元にバランスのとれたラグジュアリーEVの筆頭といって間違いないありません。

では、ここからは「iX」のライバルとなるラグジュアリーEVをチェックしてみましょう。

ライバル1:ラグジュアリーEVというジャンルを切り開いたテスラ「モデルX」

まずは、ラグジュアリーEVというカテゴリーを切り開いたテスラから。

5m前後の全長を持つクロスオーバータイプの「モデルX」は全長5,037mm×全幅2,070mm×全高1,680mm。「iX」とほぼ同程度のディメンションです。

さらに、100kWh前後の総電力量を持ち、1充電あたりの航続距離は560km(トップグレードのPlaidは536km)、車両本体価格は1299万円(税込)からと、「iX」最大のライバルといえるBEVでしょう。

凹凸の少ないシンプルなフロントフェイスに、フロント自動ドア&リアは翼を広げたように開く「ファルコンウイングドア」を装備、さらに最大7名乗車が可能な広い室内空間を持ち、ラグジュアリーEVらしいゴージャスな意匠も特徴。

前後2基のモーターによるシステム最高出力は670PS、0-100km/h加速が3.9秒(Plaidは1020PSで0-100k/h加速は2.6秒)とパフォーマンスも高く、イチ早くラグジュアリーBEVのキャラクターを決定したクルマです。

ライバル2:必要以上のバッテリーを積まず、車両価格を抑えたアウディ「eトロン 50クワトロ」

アウディからは、一足早くリリースされたアウディ「e-tron 50 quattro(eトロン 50クワトロ)」をピックアップ。

「eトロン スポーツバック」に続いて登場したSUVスタイルを持つ「eトロン 50クワトロ」は、全長4,900mm×全幅1,935mm×全高1,630mm、ホイールベース2,930mmと、「iX」より一回り小さいディメンション。そんなボディに対し、搭載するバッテリーを少なくすることで車両本体価格を935万円(税込)と抑えているのが特徴です。

システム全体のバッテリー総電力量は71kWh。100kWh前後を搭載する「iX」に比べ、総電力量は大きくありません。

これにより、前後2基のモーターによるシステム最高出力は313PS/システム最大トルク540Nm、1充電で走れる距離は335kmとライバル車に比べると高いスペックではありません。しかし、バッテリー重量の軽減により電力量消費率が向上することで環境性能を高めているのも事実。別の見方をすれば、「eトロン 50クワトロ」はラグジュアリーEVへの敷居を下げる1台といえるでしょう。

ちなみに、航続距離が心配ならば、上位モデルの「eトロン クワトロ55 Sライン」という選択もアリでしょう。バッテリー総電力量95kWhを搭載し、システム最高出力407PS/システム最大トルク664Nmを発生。1充電あたりの走行距離も423km(WLTCモード)まで延ばしています。「eトロン クワトロ55 Sライン」の車両本体価格は1256万円です。

ライバル3:日本上陸目前の最強のライバル、メルセデス・ベンツ「EQE」

メルセデス・ベンツから続々BEVカーが発表されていますが、「iX」の最強のライバルと目されるのが、2023年春頃に日本にて発売予定の「EQE」です。

湾曲した弓をモチーフにしたルーフラインを持つEQEのディメンションは、全長4,946mm×全幅1,961mm×全高1,512mm、ホイールベースは3,120mmと「iX」と同等。

バッテリー総電量力は90kWhで、1充電あたりの航続距離は660km(WLTPモード)。日本での発売は、最高出力292PS/最大トルク530Nmの「EQE350」の販売からスタートし、その後に最高出力689PSというハイパフォーマンスモデルに加わるとのこと。

販売価格はまだ知らされていませんが、「iX」と同等の価格となると予想され、最強のライバルとなるのは間違いなさそうです。

自分にベストなEVを選ぶためにやっておくべきこと

メーカー各社より続々リリースされるラグジュアリーBEVたち。その中から自分にマッチした1台を選ぶには、スタイリングやパフォーマンスに加え、1充電あたりの航続距離や充電時間など、ICE(内燃機関)とは違った選び方が必要になります。

自分がどのような使い方をするのか、自宅はもちろん、よく行く場所の周辺に充電設備はあるのか、遠出をするならば事前に充電スポットをチェックするといったことも必要です。欧米に比べて日本のインフラはまだまだの状況ですが、その中でBEVに乗るにはこれまでと違った目線を持たなければなりません。

すぐ目の前までやってきているBEVのカーライフ。より充実したものにするには、刻々と変わるBEV最前線にアンテナを張り巡らせておくべきでしょう。

※価格は2022年6月末時点

BMW/iX
BMW iXカタログを見る
新車価格:
1,075万円1,740万円
中古価格:
972.5万円1,070万円

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岡本 晃
筆者岡本 晃

元自動車雑誌編集者/編集長。現在は「オフィス・アヘッド」という屋号で、ライター/編集者として活躍している。自動車雑誌、カスタム系雑誌への寄稿が多く、関西エリアを拠点に活動中。ジャンルを問わず、面白いモノ・コトを掘り起こして執筆することに力を注いでいる。記事一覧を見る

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監修者なかの たくみ (MOTA編集長)

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