高速道路と一般道はどっちが早く着く!?お盆休みの渋滞でガチンコ対決してみた【東京~静岡・さわやか編】(2/7)
- 筆者: 遠藤 イヅル/小鮒 康一
- カメラマン:オートックワン編集部
休みが続いて楽しい5月のゴールデンウィークやお盆休みは「どこに行こうかな」「両親の顔を見に帰ろうかな」などなど、考えただけでワクワクしちゃうものです。だけど、大都市圏から目的地に向かう前に避けられないのが行きと帰りに味わう高速道路の大渋滞。日にちと時間帯によってその距離は30km、40km、いやそれ以上、なんてこともありますよね。
オートックワン編集部が今年のGWに実施した「高速道路と一般道はどっちが早く着く!?GWの渋滞でガチンコ対決してみた【東京~千葉・九十九里編】」は、渋滞を避けるためにはどうすればいいかをいつも考えている僕には、とても興味深い記事でした。
……なんて悠長に構えていたら、お盆前にT編集長から電話が。「遠藤さん、お盆休みに例のアレをするからよろしくね」「あ、は、ハイ、や、やります」
えーっ!まさかあの伝説の企画を自分がすることになるとは!(笑)
今回は話題沸騰の新型軽商用バン「N−VAN」で渋滞に突入だッ!
厳正なくじ引きの結果(編集部談)、ワタクシ遠藤イヅルはT編集長とともに、N-VAN G ホンダセンシングの6速マニュアルで高速道路の渋滞に突入することになりました。
マニュアルで装備も少ないプロ仕様のバン(ナビ無しだけど、ETCは付いてました!)、とくれば普通は長距離や渋滞は避けたいはずなのに、あれ、なんでだろ、すっごくワクワクしてきたぞ!(笑)。
一方の一般道チームには同じくお盆休み初日の渋滞企画に組み込まれてしまったフナタン(ライター小鮒氏)が参戦です。そちらは+STYLE FUN ホンダセンシングで、CVTにターボ、ナビ付き。内装もほぼ乗用車です。
う、羨ましくなんかないんだから!頑張って渋滞に入っていきましょう!
おっと、「G」はドアミラーが手動なのでハンドパワーでの調整を忘れずに。ツライ渋滞のためにT編集長があたりめやガム、翼を授けてくれる栄養ドリンクなどをたくさん用意してくれたので頑張れます!きっと(震え声)。
栄養ドリンクを心強い武器にして出発
朝7時50分、2台のN−VANは神宮外苑、絵画館前のいちょう並木を出発しました。我が高速道路チームは、小気味好く決まる6速マニュアルを楽しみつつ国道246号線を下っていきます。
渋谷を過ぎてから首都高速3号線・池尻入口からいよいよ高速道路へ。「大井松田まで120分以上」という表記にビビりますが、乗ってしまうと3号線はスムーズに流れていて、東京IC手前でジムニーが横転しているという大事故があったのに渋滞は全くありません。
接続する東名高速に入っても「あれ?お盆休みなの?」という空き具合。電光掲示板には「横浜青葉~大井松田 渋滞40km 2時間以上」の表示が容赦なくドライバーに向けられていますが、横浜青葉までこの調子なら、その先大渋滞にはまっても一般道チームよりかなり距離が稼げるはずです。はまっても大丈夫!あたりめもあるし!(意味不明)。
横浜青葉ICまではスイスイ。AMラジオからは郷ひろみ(感涙)
渋滞が始まったのは表示通りの横浜青葉IC付近から。スローペースですが事故渋滞ではないために完全停止することなく進んでいきます。
マニュアル車で渋滞はキツイ…と思われるかもしれませんが、N−VANはクラッチが軽く、アクセルを煽らなくてもアイドリング回転からクラッチミートができる上に、低回転域でエアコンをかけてもギクシャクしないため、渋滞も苦にならないのでした。
海老名ジャンクション、厚木ICも越えて、東名高速下りの定番渋滞スポット「伊勢原バス停付近」の通過時刻は9時30分。確かにスイスイとは行かないまでも、「あれ、もうここまで来たの?」という感じ。
40代後半のおじさんコンビは趣味が似通うため車内の会話も弾みます。ラジオはお仕事に行くクルマ感を出すためにあえてAMラジオ一択!ということもあって、郷ひろみの「エキゾチックジャパン」が小さな1スピーカーから流れてきたりしたらもう大盛り上がり。
そんなこんなで掲示板の数字も着実に減っていきます。渋滞40kmとなると伊勢原バス停から先も混んでいますが、渋滞のゴールはもう少し!
[TEXT:遠藤イヅル]
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