BMW 新型 M3・M4 試乗レポート/国沢光宏(2/3)

BMW 新型 M3・M4 試乗レポート/国沢光宏
BMW 新型 M4クーペ[ボディカラー:オースチン・イエロー] 試乗レポート/国沢光宏 (手前)BMW 新型 M4クーペ[ボディカラー:オースチン・イエロー] BMW 新型 M4クーペ・M3 セダン 試乗レポート/国沢光宏 BMW 新型 M4クーペ[ボディカラー:オースチン・イエロー] 試乗レポート/国沢光宏 BMW 新型 M4クーペ[ボディカラー:オースチン・イエロー] 試乗レポート/国沢光宏 BMW 新型 M4クーペ[ボディカラー:オースチン・イエロー] 試乗レポート/国沢光宏 BMW 新型 M4クーペ・M3 セダン 試乗レポート/国沢光宏 BMW 新型 M4クーペ・M3 セダン 試乗レポート/国沢光宏 (左)BMW 新型 M4クーペ[ボディカラー:オースチン・イエロー] BMW 新型 M4クーペ[ボディカラー:オースチン・イエロー] BMW 新型 M4クーペ[ボディカラー:オースチン・イエロー] 画像ギャラリーはこちら

直6 3リッターツインターボで6リッター級の超・特大トルクを発生

BMW 新型 M3 セダン

最新のM3のスペックを見るとウなる!

3リッター 直列6気筒ツインターボが発生する最高出力は、先代の420馬力の4リッターV8を凌ぐ431馬力!

最大トルクに至っちゃ40%増しの56.1kg-mときた。6リッター級のターボ無しエンジンと同等のトルクであります。

組み合わされるトランスミッションは7速のツインクラッチAT(M4だと6速マニュアルも選べる)。

ポルシェ911ともガチで勝負可能な4ドアセダン

BMW 新型 M3 セダン[ボディカラー:ヤス・マリナ・ブルー] 試乗レポート/国沢光宏

どれどれ、とばかりDレンジにし、アクセル踏んでみたら、いともたやすくホイールスピン! トラクションコントロール介入す。どんだけパワーあるの? 3速までホイールスピンするそうな。

ちなみに最高速は250km/hのリミッターで制限されるものの、0~100km/h加速4,1秒! ポルシェ911だと標準のカレラじゃ全く勝てず、400馬力のカレラSの4.1秒でやっと届く。4ドアボディでスポーツカーのポルシェ911と勝負出来るのだから凄い!

もちろん、直線番長にはあらず!

BMW 新型 M3 セダン[ボディカラー:ヤス・マリナ・ブルー]BMW 新型 M3 セダン[ボディカラー:ヤス・マリナ・ブルー]

加えて直線番長じゃありません。オプション設定されているフロント255、リア275という35%扁平の19インチタイヤが生み出すコーナリングパワーときたら強烈。これまたオプションのカーボンブレーキを付けておけば、サーキットでスポーツ走行したって全く問題なし。

これだけのパフォーマンスを持ってたら、本当に911だって危うい。3シリーズと同じ快適なリアシートまで付いてきちゃいますから。価格は1104万円。今回の試乗車はカーボンブレーキまで付くフルオプションにも関わらず、ポルシェ911カレラSの1533万円に対し1334万円なのだった。

[対するM4、その性格の違いとは・・・次ページへ続く!]

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国沢 光宏
筆者国沢 光宏

1958年生まれ。ベストカーガイド編集部員を経て自動車評論家に。空気を全く読まず言いたいことを言い、書きたいことを書くので自動車メーカーから嫌われている。現在所有しているクルマは日産 リーフやトヨタ MIRAIなど多数。趣味はラリーに出場すること。人気のない(本人談)Webサイトを運営中。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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