「六本木のカローラ」って?BMWの魅力をギュッと凝縮したE30型 3シリーズがスゴイ【MOTA写真館】
- 筆者: MOTA編集部
BMWの基幹車種であり、日本をはじめ世界各国で人気の3シリーズの2代目にあたるE30型。バブル経済の後押しもあり、同時期に販売されたメルセデス・ベンツ 190E(後のCクラス)と共に大ヒットを記録し、日本に高級輸入車を広めた代表的な車種だ。特に都内で見かける数が多かったこともあり、「六本木のカローラ」と呼ばれ親しまれた。
一般庶民にも手が届くプレミアム欧州セダン
2代目となったBMW 3シリーズは、2ドアセダン、4ドアセダン、2ドアカブリオレ、ステーションワゴン、スポーツセダンと幅広いバリエーションを展開。「六本木のカローラ」と呼ばれる4ドアセダンは、先行して導入されていた2ドアセダンと2ドアカブリオレ(1982年)の翌年、1983年にデビューする。
1980年代といえば、プラザ合意をきっかけに急激な円高とバブル経済が重なったことで、それまで庶民には手の届かなかった輸入車が身近な存在になった。また、「いつかはクラウン」のキャッチフレーズで知られる「7代目クラウン」のヒットからもわかるように、一般ユーザーのあいだで高級車へのニーズが高まった時代でもある。
このような時代背景から、正規輸入車のみならず並行輸入車も多く輸入され、2代目 3シリーズは日本において大ヒットを記録した。
ちなみに、同時期に人気となった、「赤坂のサニー(または小ベンツ)」こと、メルセデス・ベンツ 190Eは1985年に登場している。
当時から駆け抜ける歓びは健在
走行面は、軽量化されたボディに吹け上がりの良いエンジンを搭載しており、スポーティなハンドリングとの相乗効果でBMWらしいスポーツセダンに仕上がっている。直列4気筒エンジンと直列6気筒エンジンをラインナップし、トランスミッションはMT・ATの選択をすることができた。
また、余談ではあるが、BMW 3シリーズの高性能バージョンとして、今なお根強い人気を誇るM3や四輪駆動モデルが誕生したのは2代目 E30からである。
スペックや価格
■サイズ:全長×全幅×全高=4,325mm×1,645mm×1,380mm
■エンジン
・直列4気筒 1800cc SOHC(100馬力)
・直列6気筒 2000cc SOHC(129馬力)
・直列6気筒 2500cc SOHC(170馬力)
・直列6気筒 2700cc SOHC(120馬力)
■トランスミッション:3速AT/4速AT/5速MT
■駆動方式:FR/4WD
■価格:348万円~598万円
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