マセラティが似合う男になるには？

マセラティが似合う男になるには？

マセラティのデザインはエロくてたまりません。特にグランツーリズモが欲しいです。貯金もたまりました。

一括とは行きませんが、何とか買えそうです。でも、僕の容姿はマセラティオーナーにはほど遠いです。このままでは馬鹿にされて逆にダサいと思われます。

マセラティを乗りこなせるセクシーな男になるには、どうしたらよいでしょうか。教えてください！（下高井戸センチメンタルさん）

その疑問、「MJブロンディ」がお答えいたします！

あなたが本当にダサいかどうか、お会いしてみないとわかりませんが（笑）、本当にダサいと仮定して、お答えしてみましょう。

人はよく、「あの人はオーラがある」という表現をします。

オーラがある人は、見た目がダサくてもモテます。なぜでしょう。オーラとは、自信のことだからです。人は、自信のある人についていきます。ましてや女性はそうです。自信のある男は、無条件に女性をひきつける。つまりセクシーなのです！

その自信には、必ずしも裏付けは必要ありません。世の中には、なんの裏付けもないのに自身満々な男がいて、その自信を原動力に突撃して、女性を次々とものにしています。

しかし、その自信にはなんの裏付けもなく中身がないので、仕事ではやることなすことうまくいかず、結局ヒモになったりします。

人は彼らを「ろくでなし」と呼びますが、ろくでなしはなぜか女性にモテる。彼らは意味もなく自信があるからです。つまり、あなたがマセラティを乗りこなすセクシーな男になるためには、自信を持てばいいんです！

「それが一番難しいんじゃないか」とおっしゃることでしょう。確かにそうなんですねハハハハハ。「どうすりゃ自信が持てるんだ！」とお尋ねになることでしょう。

仮にあなたが、中身もなく自信もない、「まったくのただの人」だとするならば、心の中で誰かになりきってください。

たとえば坂本龍馬。司馬遼太郎先生の『竜馬がゆく』を熟読し心酔して、『俺は龍馬のように生きる！』と決めてください。あなたは今日から坂本龍馬です（実物の龍馬は福山雅治とはぜんぜん似ていないので、ルックス面は気にしないでください）。

龍馬なので、女性はあっちから寄ってくるし、人々はみなあなたを慕い、薩長連合も結ばせることができます。どうです、自信を持って当然でしょう？いきなりすべて坂本龍馬になるのは無理ですが（なれたらアホですね）、ちょっとしたことからでいい。たとえば土佐弁をマネするとか、龍馬が取ったであろう行動をなぞるとか。中でもセリフは重要です。

喋っているのはあなたではなく龍馬だと思いましょう。きっと自信満々に喋ることができるはずです。

とにかく、少しだけでもあなたの中に坂本竜馬の魂を取り込んでしまってください。きっと明日からあなたには、オーラが湧いてくるはずです。きっとマセラティも似合います。

MJブロンディの「ひとりごと」

世の中には、見た目はまったくダサいのに、ものすごくパワフルでモテまくるオジサンがいます。

彼らの中には、何か魔物が住み着いているとしか思えません。彼らはすばらしいクルマに乗っています。ルックスだけ見ればぜんぜん似合わないのですが、彼らは自信満々でオーラ満点なので、猛烈に似合ってしまいます。

我々凡人は、彼らのようにはなれないので、誰かの力を借りて、そういうオーラを身につけるしかない、と私は思うのです。

自動車評論家、「清水草一」になんでも聞いちゃおう！

自動車評論家、清水草一（MJブロンディ）が、みんなの疑問に面白く答えてくれる自動車用語解説。ただ今、清水さんに聞きたいことを募集しています！

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