日本にない日本車/トヨタ シエナ(2/3)
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- 筆者: 桃田 健史
- カメラマン:桃田健史
インテリアは、ダッシュボード全体が平坦な雰囲気を受ける。
1列目~2列目へのウォークスルーは無い。アメリカ人からの要求だから当然ではあるが、日本人感覚だと「デカ過ぎ」と思える収納スペースが多い。
各スイッチ類のタッチ感とデザインに「ファミリー志向」を感じる。
2列目のスライド量は非常に大きい。これは全長とホイールベースが長く、さらにドアの開口部が広いからだ。つまり3列目についても、大柄なアメリカ人が乗り込むことが考慮されている。
3列目の可変シートは、アメリカではすっかり一般的となった、床下収納でフラット・フロア型。
3列目の分割シートの裏それぞれに、可動レバーがある。そのレバーはガッシリとしていて手ごたえ感は良いが、可動開始時にやや重く感じる。まあ、腕っ節の強いアメリカ人のお母さん(失礼)なら、このくらい平気なのかも?
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