12年ぶりに国内レース復帰の小林可夢偉、チームルマンファンイベントに登場!(2/2)

12年ぶりに国内レース復帰の小林可夢偉、チームルマンファンイベントに登場!
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「スーパーフォーミュラは“クルマ”の差より“ドライバー”の差が良く出る」

「KYGNUS SUNOCO Team LeMans」ファンミーティング/東京・台場 メガウェブ

MC今井優杏氏: 岡山を走られたのは12年ぶりとのことですが、先日行われたテストの近況について教えてください。

小林可夢偉選手: マシンは乗り出しからすごく扱いやすくて、セッティングを変えても忠実にクルマの変化が感じ取れるところが好印象でした、あまりクセがなかったですね。タイヤもすごく良かった。 ドライバーにとって良いマシンとは、チェッカーフラッグまでいかに効率が良いか?なんですけど、このクルマは常に100%で走れるので、その時に誰が速いかが勝負になる。 やはり、今のF1以上にドライバーの戦いになりますね。

MC今井優杏氏: 平川選手、スーパーフォーミュラでの先輩としてはどうですか?

平川亮選手: F1のことは知りませんが、スーパーフォーミュラはタイム差も僅差ですし、クルマの差よりドライバーの差が良く出るので、小林選手にとってもやり甲斐があると思います。

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MC今井優杏氏: マシンは仕上がっていますか?

平川亮選手: 岡山でも速かったし、富士でも速かったようです。次のテストに向けて良い兆候が出ているんじゃないでしょうか。

MC今井優杏氏: 小林選手は新しいチームの雰囲気に早く馴染みたいところですよね。

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小林可夢偉選手: 実は、エンジニアの方なんかは結構知ってるんです。たとえばケンジさんとは、レースでは一緒に仕事はしてないけど昔から良く知っています。F3のヨーロッパで戦ってるときも、ダンパーとかを持ってわざわざ来てくれたりして。

MC今井優杏氏: お付き合いの歴史があるんですね。

小林可夢偉選手: そういう部分も含めて、このチームに加入できた気がします。

MC今井優杏氏: それなら、新しいチームでも安心して全力で臨めますね。

「他のドライバーの言うことは信用してない。みんな大事なことは隠すんです」

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MC今井優杏氏:開幕戦にかける意気込みはいかがですか?

小林可夢偉選手: マシンとタイヤについては、もうちょっとセッティングをいろいろやってみる必要がありますが、今の僕にとっての一番の敵は、予選にいくまでに練習できる時間が1時間しかないということなんです。 その間に、いかにコースに慣れるか。僕は他の日本人ドライバーよりもコースを知らないので。 いまだにオートポリスは走ったこともないし、茂木や菅生も12年ぶりでコースレイアウトを覚えていません。知らないところが多いのですが、1時間の練習でどうやって覚えようかなと。

MC今井優杏氏: ドライバー同士でライン取りの話などはしないんですか?

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小林可夢偉選手: 僕は用心して、他のドライバーのいうことを信用してないんですよ(笑) みんな笑顔でいうけど、ここは!という大事な部分は隠すので。無駄に嘘をつかれて失敗したくないですしね。まだ時間あるので、YouTubeを見て研究します(笑)

平川亮選手: 僕は隠さないほうなので、全部いいますよ。できるならやってみてください、って感じで(笑)

MC今井優杏氏: さすがですね~(笑) 平川選手が得意なコースは?

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平川亮選手: 結果は出てないんですけど、オートポリスが好きです。ストレートが少なくてヒマじゃない、速度が出過ぎず危なくない、というところが良いですね。 富士はストレート長くて退屈、鈴鹿はコースレイアウトは好きなんだけど、速過ぎてヤバいので。

MC今井優杏氏: 鈴鹿は、ほぼ全開でアクセル開度が高いですもんね~。

平川亮選手: そんじょそこらのF1より速いですから(笑)

小林可夢偉選手: 僕も去年、鈴鹿は遅いマシンで走りました。 レースにでるたびにダウングレードしてましたから……(笑)

MC今井優杏氏: 今年は速いマシンで戦えますね!(笑) 平川選手にとってのライバルは?

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平川亮選手: 自分ですかね。スピードに対する恐怖や、甘えのようなものがあったので、自分に打ち勝つのが目標です。今年は3年目ですし。

MC今井優杏氏: 小林選手にとっても自分自身との戦いになりますか?

小林可夢偉選手: 僕の場合は、やはり時間とコースですね。周りがどうこういう前に、よくわかってない部分を短時間でしっかり学ぶ。あとは楽しむことが大事ですね。去年は楽しめなかったので。

ファンの皆さんへ一言!

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MC今井優杏氏: 最後に、ファンの皆様へのメッセージをお願いします!

平川亮選手: 今年は初戦からスタートダッシュをかけてチャンピオンを目指します。今日いらしてるファンの方は「打倒トムス」と掲げてくれていますが、僕がスーパーGTはトムスなので(笑)

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小林可夢偉選手: やるべき仕事はただひとつ、レースに勝つことです。ただ、今年に関しては12年ぶりに日本で走るということで、日本のフォーミュラのトップカテゴリーの現場を観に来てもらえるように、ファンの方に「観に来て良かった!」と思っていただける楽しいイベントにするのが目標です。 レースは土日なので、旅行などのレジャーのついでにサーキットに寄ってもらえるようなイベントにしたいと思っています。

去年、いろいろなレースを観させていただいて、自分にやれることはたくさんあることを実感しました。若いドライバーがこの世界でしっかり生きていけるように、レースの人気があることが何よりも重要です。その意味も含めて、今年の自分の走りが良いきっかけになればいいなと思います。今までとは違うスタンスで1年を戦いたいですね。

これからは面白いことをいっぱいやっていこうと思っていますので、いろんな意味で注目してください!

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マリオ 高野
筆者マリオ 高野

1973年大阪生まれ。免許取得後にクルマの楽しさに目覚め、ヴィヴィオとインプレッサWRXを立て続けに新車で購入。弱冠ハタチでクルマローン地獄に陥るも、クルマへの愛情や関心は深まるばかりとなり、ホンダの新車セールスマンや輸入車ディーラーでの車両回送員、ダイハツ期間工(アンダーボディ組立て)などを経験。2001年に自動車雑誌の編集部員を目指し上京。新車情報誌やアメ車雑誌の編集部員を経てフリーライターとなる。編集プロダクション「フォッケウルフ」での階級は「二等兵」。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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