スズキ アルトラパン 試乗レポート(4/4)
- 筆者: 竹岡 圭
- カメラマン:吉澤 憲治(編集部)
自分だけのオリジナルラパンはいかが?
さて、ラパンが初心者にも優しいポイントはまだ隠されている。
そのひとつがオンボードコンピュータの表示。例えば「スタートボタンを押してもエンジンが掛からない!」なんていうときは「Pに入れてブレーキを踏んでください」というように、どうすればそのトラブルが解決できるか教えてくれるのだ。ちなみにキーレスエントリーの電池が減ってきても、どうすればいいか教えてくれるというから、その親切心はかなりのものである。
また、起動時に出てくるウサギのアニメーションも19種類用意されていて、お正月やバレンタインといった季節物から時間帯によっても姿が変わるパターンまであるんだとか。またお誕生日や結婚記念日などもお知らせ&お祝いしてくれるというから、楽しみ倍増である。そんなことができるのも、ラパンが日本専用モデルであるがゆえだ。さて、そんなカワイイウサギちゃんのお話しならまだまだある。
ラパンには先代からウサギのキャラクターが使われているが、今回はナントそのウサギがそこかしこに50箇所以上も散りばめられているらしい。そしてそれもすぐわかるようなベタッとしたキャラクター感ではなく、オーナーになって1年くらい経ったときに「あっ!こんなところにもウサギがいた!」と気が付くようなさりげなさ。これが女性の心をくすぐらないワケがないのである。
25歳より若い年齢の女の子はもちろんだが、それよりずっとお姉さんの私の心も、久しぶりにグラグラと揺さぶられたくらい。年齢問わずにウケる、センスのよさが光るカワイサなのだ。そして、そのウサギちゃんを引き立てるような、かなりオシャレなドレスアップパーツも、たくさん用意されているので、自分だけのラパンが必ずやできあがることだろう。
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