イベントレポート!Europe Ford Meeting 2015 開催!!(4/4)
- 筆者:
来場者インタビュー
サーキットタクシーを体験した西田 裕美子さん(愛車:現行型フォーカス)の感想
今回息子に誘われ主人と初めてオフ会に参加させていただきました。 2004年に初代フォーカスを購入して以来、欧州フォード車の気取らない雰囲気、けれどしっかりした乗り味に主人・息子共にファンになっております。サーキットタクシーも初めての体験で、ついつい調子に乗ってフォーカスRS、フィエスタSTどちらにも同乗させていただく好機を得ました。
ドライバーさんの腕が素晴らしいのに他ならないですが、それに応える両車の性能に驚きました。きついコーナーでもピタッと重心の低さを感じ、人車一体とはまさにこのことだと実感。加えて運転好きの私としては、僭越ながらプロドライバーさんの、コース読みの早さと反射神経の素晴らしさ、コーナーに差し掛かった時の物怖じしない度胸にドライバー魂を感じました。普段決して味わうことの出来ない体験をさせていただきありがとうございました。次回は更にスピードアップでお願いします(笑)
一番遠くは鹿児島からお越しの石原 諭さん(愛車:モンデオST220)の感想
このミーティングに参加したのは『欧州フォードが好きだから』その一言に尽きます。長年乗ってきて感じたのは、トータルバランスがこのクルマの魅力であるということ。何かが突出して優れている、というのではなく、全てが高次元に纏まっている。その中でもとにかく走りがいいのが素晴らしい!
―――実は石原さんは筋金入りの欧州フォード好きで、一時期はご家族のクルマも含めて5台もの (!) 欧州フォード車をお持ちだったらしい。そんな石原さんの今の愛車はモンデオST220。日本には53台しか正規輸入されてない、欧州フォード車の中でも特に稀少な一台だ。モンデオの日本正規輸入が終了すると聞いて「即決」したとの事。
今回のEFM2015にも、遥々鹿児島からフェリーと自走で駆けつけて頂きました。 「トータルバランスが魅力」という石原さんの答えは、欧州フォード車と18年もの間連れ添ってきたからこそ達したものなのかもしれない。
フォード車以外で参加した林 充広さん(愛車:ボルボV40)の感想
Q. この何故このミーティングに参加されたのですか?
A. 吉田さんのブログを見て興味を持ちました。愛車のボルボV40が欧州フォード車と様々なコンポーネントを共有しており、ある意味同じ欧州フォード車と言ってもおかしくはないなと思いまして。
Q. 欧州フォード車に対するイメージをお願いします。
A. ラリーによく出てるというのがありますね。
Q. 相互試乗とサーキットタクシーを体験されて、どんな事を感じられましたか?
A. 相互試乗では初代フォーカスRSに乗せてもらったんですが、トルクがあって乗りやすく、全体的にカッチリしているなと思いました。V40と比較してみると、V40は電気仕掛けの多さを感じます。サーキットタクシーでは2代目フォーカスRSを体験しましたが、これは別物のクルマだなと(笑)
Q. 今後欧州フォード車を買われるとしたら、どんなクルマがいいですか?
A. やはり速いクルマですね。RSがいいです。
協賛企業インタビュー
最後に、本イベントに協賛した企業の方へもインタビューを行った。
フォード・ジャパン・リミテッド マーケティング部 田中 克己さん
Q. このイベントへの意気込みは、どのようなものでしょうか?
A. 欧州フォード車にお乗りの方のお話を、直にお伺いしたいというのが大きいです。『フォード愛』と言いますか、ユーザーの皆様が欧州フォード車のどういったところを評価されているかを知る事で、今後当社がアピールしていくポイントの改善を図りたいと考えております。また、どのような方向性のモデルのニーズが大きいか、というのも、今後の参考にしたいところです。
Q. 今回は新型マスタング、フォーカスを展示車としてお持ち頂きましたが、この2台のアピールポイントをお聞かせ頂けないでしょうか?
Q. 一方のフォーカスは如何でしょうか?
A. フォーカスは、先頃仕様変更を施したモデルをお持ちしました。変更点としては、縦列駐車をアシストする『アクティブ・パーク・アシスト』の採用が最も大きいです。本当は今回のイベントでもそちらをご体験頂きたかったのですが、設備の関係上でデモンストレーションを行えないのが残念です。
Q. ありがとうございます。さて、自分自身がお聞きするのも非常に恥ずかしいのですが(笑)、今回のイベント幹事の吉田はどのような人物でしょうか?
A. 現在22歳との事ですが、20代でクルマへの熱い思いをお持ちであるというところに感銘を受けております。恐らく殆どの参加者の方が年上であり、しかも学生生活と並行して趣味のイベントを作るという事はなかなかの労力を要する事だと思います。真面目であり、ブランドへの愛があるからこそできたのではないでしょうか。
YMワークス社長 小椋正雄さん
Q. 元々はプジョー・シトロエンを取り扱うスペシャルショップとしてスタートしたYMワークス。ここ数年は欧州フォード車の取り扱いも豊富ですが、そもそも欧州フォード車を取り扱うようになったキッカケとは?
A. お客様からのご要望でフォーカスmk2 RSを輸入したのがまず最初です。
Q. どういった点に魅力を感じましたか?
A. クルマの出来がトータルで良かったところです。イタリア車やフランス車はユルい感じの作りなんですが、欧州フォード車はどちらかというとドイツ車寄り、サスペンションなどの機構が精巧ですね。
Q. 欧州フォード車にお乗りのお客様は、どういった乗り方をされていますか?
A. サーキットを走られる方はあまりいなくて、公道で走りを楽しまれる方が多いですね。mountuneなどのチューニングパッケージを追加される方も、中にはおられます。
Q. 今後、欧州フォード車を取り扱うに当たって、どのようなビジョンをお持ちでしょうか?
A. 今は欧州フォード車のオファーが多く、そのオーダーに応えている部分が大きいです。これはYMワークス全体として言える事ですが、クルマを輸入する事、パーツの供給体制、そして輸入したクルマを弄れる事、この三要素が揃っているのが鍵です。この三要素が揃ったショップというのは、実はなかなか無いんですね。そうした中で、YMワークスでお売りしたクルマはどんなクルマでも見るというのが、我々の責任だと考えております。
(インタビューの聞き手:吉田さん)
欧州フォードに惚れ込み、ディーラーやショップと、そして全国のオーナーと大規模なイベントを成功させた吉田さん。学生カーソムリエとして、そして1人の自動車好きとして、今後も様々な方法で自動車の魅力を発信していって欲しい!
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