エコカーの真相/第三回 隠れた大物、台湾の電気自動車(2/3)
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台湾EV普及における中心的な存在となっている「Luxgen EV」
まず、「Luxgen EV」 は静かだ。
日本人は電気自動車というと、「i-MiEV」「リーフ」の静かさが当然だと思っている。ところが、世界各地の電気自動車の多くは、インバータ(電動モーターの制御機器)が「キュワァ~ン」と高周波を出す。回生ブレーキがまるで電車のように「シュギュワァ~ン」と鳴ったりするのだ。
「Luxgen EV」における静かさのレベルは、「i-MiEV」「リーフ」並だ。ちなみに「リーフ」は静か過ぎる(?)ため、低速走行時は電動モータの作動音を演出して発生させ、歩行者への接近を知らせている。
「Luxgen EV」は、乗り心地も良好だ。
重量が約2トンという重量級だが、重ったるいという感じはしない。Luxgenのブランドイメージである、重厚で高級という雰囲気に直結している。
また、面白い機能が2つある。
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