GWだから知っておきたい! 高速道路で起きがちなトラブル対処法9選

  • 筆者: オートックワン 編集部
  • カメラマン:NEXCO中日本

いつ起こるか分からない高速道路上でのトラブルに適切な対応をするために

いよいよゴールデンウィークが近づいてきましたね。お出かけにはさまざまな交通手段がありますが、自動車で出かける予定を立てている方も多いのではないでしょうか。

2018年のゴールデンウィークは、4月28日(土)から5月6日(日)までと考えるのが一般的です。5月1日(火)と5月2日(水)の平日に有給などを使い休みを取得すれば、最長9日間の大型連休となります! 

高速道路で起こり得るトラブルについて、いままでに1から9まで細かく分けてご紹介してきましたが、この記事ではその全てをまとめてご紹介していきます。

その1:高速道路で事故・故障・パンクが発生した場合

近年、高速道路上では「人」がはねられる事故が多発しています。その発生原因の多くは、「停車していることに気付かなかった」というものです。

大型トラックなどはアイポイントが高いためにスピード感覚が掴みづらく、一般車が高速道路上で”停止している”と判断してからブレーキを踏んでも間に合わないことがあります。

車外へ避難中・待機中、事故当事者同士で話し合い中、通報中、路肩で修理中・タイヤチェーン脱着中。このような時は特に注意が必要です。

詳しくはコチラのリンクへ

>>高速道路で事故・故障・パンクが発生!どうしたら良い?【高速道路でのトラブル対処法:その1】

その2:高速道路で「落下物」を見つけた場合

高速道路を走っているとたまに見かける落下物。大小さまざまな落下物がありますが、実際に接触したり避けたりした経験がある方も多いのではないでしょうか。

もし落下物をそのままにしておくと渋滞の原因にもなってしまうほか、後続車の事故を誘発させる可能性もあります。落下物を発見したり、落下物にぶつかってしまった際にはすみやかに通報しましょう。

高速道路利用者から通報を受けた自動車専用道路管理会社は、情報板による情報提供をただちに行ってくれます。もし電光掲示板などで「落下物」の表示を確認したら、速度を落とし注意して走行しましょう。

詳しくはコチラのリンクへ

>>高速道路で「落下物」を見つけたらどうする?【高速道路でのトラブル対処法:その2】

その3:高速道路で逆走車に出くわしたときの対処法

逆走してしまう要因はさまざまですが、逆走には故意のものと過失のものがあります。

高速道路は走行速度が速いので、例えばお互いが時速80キロで走っていたとすると、相対速度は160キロにもなります。そのため、逆走車が居ると判断してから回避行動を取ったとしても避ける事が難しく、正面衝突などの重大事故に発展してしまうことが多いのです。

高速道路での逆走車は、既に通報されていれば情報版やハイウェイラジオで知ることができますが、突然目の前に現れる可能性も大いにあります。

それでは、実際逆走車に遭遇してしまった場合はどうしたら良いのでしょうか? 以下にまとめてみましたので対処法をおさらいしておきましょう。

詳しくはコチラのリンクへ

>>高速道路で逆走車に出くわしたときの対処法【高速道路でのトラブル対処法:その3】

その4:トンネル内で火災が発生!「いざ」という時あわてない為に

もし自分が高速道路のトンネル内を走行中に火災に遭遇してしまったら…。

身動きが取れない自車、たちこめる黒煙、燃えている車…、想像しただけでも恐ろしいですよね。しかしこのような事は決して他人事ではなく、自動車を運転しているならばいつ巻き込まれてもおかしくないトラブルです。

”いざ”という時でも冷静沈着な行動ができるように、トラブル発生時の対処法は日ごろから覚えておきましょう。トンネル内でもし火災に遭遇してしまった時は、まずトンネルに設置されている通報装置や非常電話で通報をしましょう。また、可能な範囲であれば初期消火を試みてください。

詳しくはコチラのリンクへ

>>トンネル内で火災が発生した!【高速道路でのトラブル対処法:その4】

その5:高速道路の料金所でETCバーが開かなかった場合

ETCバーが開かないトラブルで最も多いのは、ETCカード関連のトラブルです。料金所の手前には「ETCカード未挿入お知らせアンテナ」が設置され、ETCカードの挿し忘れ、挿し込み不足、挿し間違いがあると「ETCを利用できません」という音声やブザーが鳴り、注意を促してくれます。

しかし、ETC車載器の音量を小さくしていると警告音声が聞こえないこともあり、そのままETCレーンに入ってしまう人もいるでしょう。

他にもETC車載器の通信異常や、機器の故障などが考えられますが、このような場合はドライバーだけでは対処しようがありません。そうなってしまったら、下記に記載された方法で安全第一で対処してください。

詳しくはコチラのリンクへ

>>料金所でETCバーが開かなかったら、どうすればいい?【高速道路でのトラブル対処法:その5】

その6:高速で行き先を間違えてしまったり、降りる出口を間違えた場合

高速道路は一方通行が大原則です。降りる出口を通り過ぎたり、行き先を間違えたりしたとしてもバックやUターンは絶対にしてはいけません。

周囲にいる車は高速道路上でバックやUターンを行う車がいると思っていません。

スピードを出して走行している車が多いので、高速道路上でのバックやUターンは重大事故に繋がる可能性が高いため、危険な行為は絶対にやめましょう。

詳しくはコチラのリンクへ

>>行き先を間違えてしまった! 降りる出口を間違えた!【高速道路でのトラブル対処法:その6】

その7:高速道路で忘れ物、落とし物してしまった場合

「高速道路で忘れ物なんてするの?」と思うかもしれませんが、実は高速道路上での忘れ物・落とし物は意外と多いデータがあります。

圧倒的に多いのはサービスエリアでの忘れ物・落とし物です。NEXCO西日本への忘れ物に関する問い合わせは年間19,000件も発生しています。全国で集計すると2倍、3倍の件数の忘れ物についての問い合わせがあるのでしょう。

ちなみに、忘れ物・落とし物は利用者が多い長期休暇の時期に件数が増えます。ゴールデンウィークのある5月、お盆休みの8月に忘れ物が集中しています。

詳しくはコチラのリンクへ

>>高速道路で忘れ物、落とし物してしまったら、どうすればいい?【高速道路でのトラブル対処法:その7】

その8:ドライブ中、高速道路で体調が悪くなった場合

ドライブ中に高速道路本線上で体調が悪くなった場合は次のサービスエリアに立ち寄り、停車してください。本線上での駐停車は路肩に停まるのであっても大変危険です。また、本線上を運転中に意識を失うようなことがあれば他車を巻き込む重大な事故に繋がりかねません。

体に不調を感じたら最寄りのサービスエリアに立ち寄り、エリア・コンシェルジュ(インフォメーションにいるスタッフ)に相談してください。サービスエリアの中には体調が優れない人向けの救護室を設けている場合があります。医者が常駐しているわけではないので治療や投薬処置は受けられませんが、万が一の場合は救急車の手配を行ってくれます。

詳しくはコチラのリンクへ

>>ドライブ中、高速道路で体調が悪くなったら、どうすればいい?【高速道路でのトラブル対処法:その8】

その9:高速道路を走行中に地震が発生してしまった場合

高速道路の走行中は、一般道に比べてスピードが高いものです。もし高速道路を走行中に大きな揺れを感じて地震が来たと判断しても、急な減速やハンドル操作は行わず、落ち着いた行動をとってください。

いざ! という時に冷静な判断ができるように、以下の対処法を読んでおさらいしておきましょう。

・決して急ブレーキをかけないでください。ゆっくりと減速し、慌てずに左側路肩に停車して、エンジンを止めましょう。

・”長大のり面”の下やトンネル坑口付近では、震度の大きさによって崩落の危険がありますので、極力その場所をさけて停車しましょう。

・高速道路では計測震度4.5(震度5弱に相当します)以上で通行止めをおこない、道路の点検がおこなわれます。

・大地震の場合、本線車道は、緊急車両が通行することになります。

・休憩施設で強い地震に遭遇したら、係員の避難誘導に従いましょう。

詳しくはコチラのリンクへ

>>高速道路を走行中に地震がきた!すぐに止まっていいの?【高速道路でのトラブル対処法:その9】

何があっても大丈夫なようにおさらいして、安全で楽しいドライブをしよう!

いかがでしたでしょうか? 以上に掲げた1から9までの高速道路上で起こり得るトラブルは、決して他人事のものばかりではなく、車を運転している人ならば誰にでも降りかかってくるおそれのあるものばかりです。

決して遭遇したくないトラブルばかりですが、この記事を読めば万が一のトラブルにも適切に対処できる方法が書かれています。

ゴールデンウィークの高速道路上でトラブルに巻き込まれた時にも焦らず対応できるように、記事をよく読んで安心して出かけられるようにしておきましょう。ページをブックマークしておけば、トラブルの際にすぐ読むことができるのでオススメです!

「出典・イラスト提供:NEXCO中日本」

http://www.c-nexco.co.jp/safety/justincase/

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筆者オートックワン 編集部
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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