第18回「関東学生対抗 軽自動車6時間耐久レース」イベントレポート/マリオ高野(3/3)

第18回「関東学生対抗 軽自動車6時間耐久レース」イベントレポート/マリオ高野
第18回 関東学生対抗 軽自動車6時間耐久レース 第18回 関東学生対抗 軽自動車6時間耐久レース 第18回 関東学生対抗 軽自動車6時間耐久レース 第18回 関東学生対抗 軽自動車6時間耐久レース 第18回 関東学生対抗 軽自動車6時間耐久レース 第18回 関東学生対抗 軽自動車6時間耐久レース 第18回 関東学生対抗 軽自動車6時間耐久レース 第18回 関東学生対抗 軽自動車6時間耐久レース 走行シーン 第18回 関東学生対抗 軽自動車6時間耐久レース 走行シーン 第18回 関東学生対抗 軽自動車6時間耐久レース 走行シーン 第18回 関東学生対抗 軽自動車6時間耐久レース 走行シーン 画像ギャラリーはこちら

【曽根 進氏】(大会会長、全日本学生自動車連盟関東支部長)

大会会長、全日本学生自動車連盟関東支部長 曽根 進氏

最初はドライ、その後は雨、そして泥だらけの滑りやすい路面など、学生の皆さんはいずれも貴重な経験が積めたと思います。あいにくの台風のためにレース時間は短縮しましたが、そもそもレースとは、今日のように天候に左右されることが多いものです。

人生もレースと同じく、いろいろなことが起こるものですから、今日の経験を今後の人生に活かしてほしいですね。また、皆さんの食事を用意してくださった方など、様々な準備をしてくれた方々への感謝を忘れないでほしいです。

【多賀 弘明氏】(審査委員長、全日本学生自動車連盟名誉顧問)

審査委員長、全日本学生自動車連盟名誉顧問 多賀 弘明氏

上り坂でスタックしたクルマを気にして停まってしまったことが原因で、コース内で渋滞が発生したこともあり、走る時間が短くなってしまったのは残念でした。経験があれば、スタックしたクルマを上手くかわして走り続けられるはずなので、今回スタック車を上手く避けられなかった人は今後に活かしてほしいです。

また、毎年苦言を申し上げているのですが、スタート前のクルマを見ると、明らかな整備不足のクルマが目立ちます。部活の中で整備の時間がさけないのなら、指導する側も考えなくてはなりません。レースは直接他のクルマとスピードを競うタフな競技なので、整備不足が原因でトラブルを起こしたチームの人は、クルマをしっかり整備することが特に重要であると認識できたのではないでしょうか。

さらに苦言を申し上げると、「転倒はあって当たり前」というような雰囲気があるのが気になります。今までは幸いにしてクルマが転倒してもケガ人が出なかっただけで、本来転倒は非常に危険なことなのです。オフィシャル側にも甘い考えがあるのかも知れませんね。こういった問題点を解消するため、学生諸君には忌憚のない正直な意見を出して欲しいと思っています。

【吉木 達嗣氏】(競技長、全日本学生自動車連盟関東支部理事)

競技長、全日本学生自動車連盟関東支部理事 吉木 達嗣氏

このレースに関わるようになって10年位なりますが、この競技にも一般的なレースのルールを持ち込み、学生さんたちにはレギュレーションやレースカーの装備など、レースの基礎を学んでもらうことに毎年力を入れてやってきました。レース場での基本的なルールは、たとえばF1もここも変わらないわけです。この10年を振り返ると、レースの裾野が広がっていることは実感しますね。

ここからもっと本格的なレースにステップアップしても通用するように指導したいと思います。ただ、全体的には毎年少しずつ良くなってはいますが、学生は毎年どんどん入れ替わっていくので、年によってレベルに差があるのが難しいですね。ここで学んだことが、後輩にしっかりと受け継がれていくように努めてほしいものです。

【大会概要】

競技名:第18回関東学生対抗軽自動車6時間耐久レース

主催:全日本学生自動車連盟関東支部(略称AJSAA)

協力:トヨタ自動車株式会社

協賛:NOK株式会社、株式会社エンドレスアドバンス、株式会社協和興材、タカタ株式会社、株式会社平野、株式会社モビリティランド、株式会社ライオンゴム、株式会社リキワールド、株式会社YFC、東洋水産株式会社、KYBエンジニアリング・アンド・サービス株式会社、有限会社目黒ライニング商会(順不同)

競技種目:軽自動車耐久レース

開催日:

OB・一般の部/平成26年10月12日(日)午前10時~午後3時

学生自動車部/平成26年10月13日(月・祝)午前8時~午後12時(台風の影響を考慮し、予定より2時間短縮)

開催場所:スポーツランド信州

競技内容:未舗装路(ダートコース)を複数名が交代で6時間に渡り、同時走行し、その周回数を競う。周回数が多く、かつ早くゴールしたチームが勝者となる。競技車両:競技車両は、軽自動車で排気量660cc以下の車両とする。駆動は二輪駆動のみ。過給器(ターボ)付車両、ワンボックス、キャブトラックは不可。今年からキャブレター車のほか、インジェクター搭載車も可となったが、スロットルバルブは1つのみとし、多連スロット搭載車は認めない。また、車両規定についてはグレードが違う車両のボディおよびシャシーも使用可能とする。

【全日本学生自動車連盟「関東支部」について】

全国5支部(関東支部・中部支部・関西支部・中四国支部・九州支部)の中の基幹支部となるのが関東支部で、全日本規模における本部機能も兼ね備えています。

支部長:曽根 進氏(日本大学経済学部教授)

副支部長:磯野計一氏(慶應義塾大学OB)

監事:勝呂 大作氏(駒沢大学OB)/市川鉄雄氏(明治大学OB)

理事:水野 政純氏(東京農業大学OB)/児玉 貴子氏(中央大学OG)/濱口慶一氏(法政大学OB)/針山善久氏(慶應義塾大学OB)/見目 正嗣氏(早稲田大学OB)/望月章夫氏(専修大学OB)/樋口雅樹氏(法政大学OB)/土屋良公氏(早稲田大学OB)/橋本和久氏(立教大学OB)/平福恵子(立教大学OB)/日暮直樹氏(青山学院大学OB)/野波 幸伸氏(東海大学OB)/小川 史氏(法政大学OB) /山田 悠馬氏(早稲田大学OB)/力石 尚武氏(慶應義塾大学OB)/杉田 篤信氏(中央大学 自動車部OB)/石川侑一氏(日本大学OB)/吉木達嗣氏(日本大学 自動車部OB)/熊木 健司氏(千葉工業大学OB)/秦昇三郎氏(中央大学OB)/桑原 充男氏(千葉工業大学OB) /遠藤 美子氏(日本大学OB)/鈴木 正俊氏(専修大学OB)/濱口 慶一氏(法政大学OB)/柳沢俊介氏(明治大学OB)/林 信一郎氏(立教大学OB)/ニコルス・ブライアン氏(青山学院大学)/岡 智史氏(東京農業大学OB)/伊部一樹氏(専修大学OB)

運営競技委員:竹之内光夫氏(法政大学OB)/芳賀 則雄氏(中央大学OB)/永峰 真氏(慶應義塾大学OB)/村井康弘氏(慶應義塾大学OB)/高橋 秀明氏(立教大学OB)/森田 真未氏(聖心女子大学OG)/藤原 淳氏(専修大学OB)/渡辺 摩弥子氏(青山学院大学OB)/柳済龍氏(法政大学OB)

常任委員長:岡部 瑠一氏(日本大学3年)

常任副委員長:鈴木健氏(青山学院大学3年)

常任委員:松本陽氏(慶応義塾大学4年)/依田和樹氏(明治大学3年)/齊藤大祐氏(青山学院大学2年)/若松貴修氏(中央大学2年)/戸田夏紀(東京農業大学2年)※2014年8月現在

加盟校一覧(計25校)

関東支部

青山学院大学/学習院大学/神奈川大学/関東学院大学/慶應義塾大学/工学院大学/駒沢大学/芝浦工業大学/上智大学/聖心女子大学/専修大学/拓殖大学/千葉工業大学/中央大学/東海大学/東京大学/東京電機大学/東京農業大学/東京理科大学/東洋大学/日本大学/法政大学/明治大学/明治大学/立教大学/早稲田大学※2014年8月現在

■おわりに

本イベントには早稲田大学の原田さんをはじめ、学生カーソムリエの皆さんも多数参加しています。学生がインタビューや試乗会などの様々な企画に参加し、学生の目線で自動車の魅力を発信していく 『学生カーソムリエ』企画。

詳しくはこちらより御覧ください。

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マリオ 高野
筆者マリオ 高野

1973年大阪生まれ。免許取得後にクルマの楽しさに目覚め、ヴィヴィオとインプレッサWRXを立て続けに新車で購入。弱冠ハタチでクルマローン地獄に陥るも、クルマへの愛情や関心は深まるばかりとなり、ホンダの新車セールスマンや輸入車ディーラーでの車両回送員、ダイハツ期間工(アンダーボディ組立て)などを経験。2001年に自動車雑誌の編集部員を目指し上京。新車情報誌やアメ車雑誌の編集部員を経てフリーライターとなる。編集プロダクション「フォッケウルフ」での階級は「二等兵」。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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