フォード フォーカス 試乗レポート/藤島知子(4/4)
- 筆者: 藤島 知子
- カメラマン:和田清志
注目装備を盛り込んだコストパフォーマンスの高い一台
2013年は日本市場において、欧州Cセグメントのモデルが豊作となった一年だ。扱い切れるボディサイズと室内の広さをバランスさせたパッケージングは荷物も人も難なく乗せられて、週末のロングドライブも気持ちよくこなせる実力派でもある。
フォーカスのライバルはこのクラスのトレンドを牽引してきたゴルフの他にも上級車さながらの装備や上質感をもたらしたAクラスにボルボ V40などの強豪揃いだ。
そうした中で、欧州フォードが築き上げてきた『クルマを自在に操る楽しさ』や『安心感』をドライバーに実感させてくれるフォーカスは、『質』にこだわるユーザーの心を捉えるエッセンスが随所に散りばめられている。
フォード フォーカス「Sport」主要諸元
全長x全幅x全高:4370x1810x1480mm/ホイールベース:2650mm/車両重量:1380kg/乗車定員:5名/ハンドル:右/最小回転半径:6.0m/エンジン種類:直4 DOHC 2.0リッター 直噴ガソリン「デュラテック」エンジン/総排気量:1998cc/最高出力:170ps(125kW)/6600rpm/最大トルク:20.6kg-m(202N・m)/4450rpm/トランスミッション:セレクトシフト付電子制御6速パワーシフトオートマチック(デュアルクラッチ・トランスミッション:ゲトラグ・フォード製)/燃料消費率:12.0km/L(JC08モード)/希望小売価格:293.0万円[消費税込み]
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