横浜ゴム、同社の最高峰コンフォートタイヤ「ADVAN dB」に空気漏れを抑制する素材を採用
横浜ゴム(株)は、最高峰コンフォートタイヤ「ADVANdB(アドバン・デシベル)」の全サイズに、空気漏れを大幅に抑制する新素材インナーライナー「AIRTEX Advanced liner(エアテックス・アドバンスドライナー)」を採用し、7月より発売する。
インナーライナーは、自然と起こるタイヤからの空気漏れを抑制する素材としてタイヤ内部に貼り付けられている。
「AIRTEX」は、樹脂の低透過性とゴムの柔軟性を併せ持った新素材として独自開発したもので、空気圧の低下に起因する燃費性能の悪化や安全性・乗心地の低下を大幅に抑制し、さらにドライバーの空気圧管理をサポート。
また、従来品の5分の1の薄さで大幅に空気漏れを抑制できるためタイヤの軽量化にも貢献。
すでに低燃費タイヤシリーズの「BluEarth-1(ブルーアース・ワン)」全サイズと、「BluEarthRV-01(ブルーアース・アールブイゼロワン)」の50偏平以下のサイズに採用している。
なお、同技術は日本を含め、世界各国で特許を取得している。
「ADVAN dB」はヨコハマタイヤ史上最高の静粛性と最高峰ブランド「ADVAN」のしっかりとした安定感を両立し、さらに環境性能も併せ持った新時代のコンフォートタイヤとして2009年7月から発売。
優れた静粛性を誇るdBパターンを継承しながら「ADVAN」の開発技術を搭載し、ハイレベルな走行性能と快適性を実現。
なお、全48サイズのうち、65と60偏平の11サイズが国内のタイヤラベリング制度において、ころがり抵抗性能:A、ウェットグリップ性能:bの低燃費タイヤにグレードされ、低燃費性能も向上している。
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