富士通テン、車載用ディスプレイの直射日光補正を搭載したLSIを開発

世界初、太陽光による視認性低下を大幅に改善

カーナビゲーションブランド「イクリプス」を展開する富士通テンは、車載用ディスプレイに直射日光が当たった際の視認性を向上させるLSI「Vivid View Processor 3」を、富士通セミコンダクター(株)および富士通研究所と共同開発したと発表した。

また、このLSIではLEDバックライト制御による省電力化も実現している。

本LSIは、今後自社のカーナビゲーションシステム新製品に順次搭載。まず、市販製品ECLIPSEの国内向け次期モデルに搭載する予定とのことだ。

【開発背景】

車のダッシュボード前面に取り付ける車載用ディスプレイには、太陽光が直接当たることがある。

太陽光が当たるとその反射でディスプレイが白っぽく見えてしまい、特に暗い色(低階調・低彩度)の区別がつかなくなり視認性が大きく低下。

カーナビの地図やバックカメラの映像など、ディスプレイを確認する瞬間に直射日光が当たることもある。

安全で安心、快適な移動空間の提供を目指す同社では、その一瞬の改善が必要だと考えたという。

 また、地球環境保全のため、車載電子機器の省電力化も重要課題のひとつであり、ディスプレイにおいて2/3を占めるLEDバックライトの「電力削減」と上記「視認性向上」の2つの開発に取り組んだ。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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