トヨタ、NUMMI工場での生産を終了
トヨタは、ゼネラル・モーターズ(GM)との合弁事業であるカリフォルニア州フリーモント市のNUMMIを閉鎖した。
多くの従業員に見守られながら、最後のカローラが生産ラインから送り出され、NUMMIは、25 年間続いた車両生産活動を終了した。
NUMMIは1984 年、ゼネラル・モーターズ(GM)との合弁事業として、米カリフォルニア州フリーモント市で生産を開始し、これまでの累計生産台数は800 万台近くに達した。全ての生産が終了した後も、一部の従業員は工場にとどまり、塗装ガンの掃除や溶接機械のチップ交換などを行い、業務を終了した。
豊田社長は、「これまでトヨタ車とGM車の生産に従事していただいたNUMMI のチームメンバーやサプライヤー、そして地域社会の皆様に対して、心から感謝 申し上げます。また、25 年間、共に生産活動を行ったGMに対しても、感謝の 念をお伝え申し上げます。チームメンバーの皆さんが、最後の一台まで心を 込めてつくり込み、終了後も器具の手入れをされていたとお聞きし、NUMMI の皆さんのモノづくり精神に大変感銘を受けました」との声明を発表している。
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