トヨタ、神戸製鋼製のアルミ板が安全性・耐久性に問題ないことを確認
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アルミ板以外の素材については現在も調査中
トヨタは、神戸製鋼所が公表した一連の不適切行為を受け、同社が10月8日に改ざんがあったことを公表した「アルミ板」について、車両への影響を調査してきたが、対象のアルミ板(仕入先経由で購入しているものも含む)が一部の車両のフード(ボンネット)やバックドアなどに使用されていることが分かった。
該当のアルミ板に関しては、神戸製鋼所が保有していた直近3年分のデータを使用し、その範囲で最もトヨタの規格から外れた数値をベースに強度や耐久性を検証してきた。その中で、車両の安全性・耐久性に関する関連法規やトヨタの基準を満たしていることを確認している。
今回の問題は対象が多岐にわたるため未だに全容の判明にはいたっておらず、トヨタでは現在、「アルミ板以外の素材」の車両への影響について、早急に確認作業を進めているとしている。
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