ランドローバー、悪路走破性を極めた新型「DISCOVERY SVX」を世界初公開【フランクフルトショー2017】
究極のパフォーマンスを発揮するディスカバリーシリーズの頂点
ランドローバーは、9月12日から開催のドイツ フランクフルト モーターショー2017において、壮大な冒険心にあふれるオフロード走行の愛好家やファンたちに向け、"DISCOVERY"ファミリーの頂点に立ち究極のパフォーマンスを発揮する「DISCOVERY SVX」を発表、初披露した。
"DISCOVERY SVX"は、2018年に製造開始予定で、英国にあるSVOテクニカル・センターの熟練した職人たちによって手作業で組み立てられる初のランドローバー・モデルであり、すべてのランドローバー車の基本的価値である卓越したデザインと整合性のとれたエンジニアリングが組み込まれている。そして、ランドローバーの伝統であるオールテレイン能力と冒険心が組み合わさることで、究極のオフロード性能を提供する。
2016年の発表以降、ランドローバーの頑強で安全な軽量なアルミニウム構造を採用した5代目の"DISCOVERY"は、世界中でフルサイズの多用途SUVとして高い評価を集めており、SVO(スペシャル・ビーグル・オペレーションズ)による「SVX」の名前を冠する初のランドローバー・モデルとして最適なベースモデルだ。
"DISCOVERY SVX"は、オフロード性能をさらに向上させることで、"DISCOVERY"の優れた多用途性を新たなレベルに引き上げた。特別にチューンアップした5.0リッターV型8気筒スーパーチャージド・ガソリン・エンジン(最高出力525PS・最大トルク625Nm)を搭載し、サスペンションは苛酷な地形であってもドライバーが安心して走行できるよう調整されている。
そして、DISCOVERYシリーズ初となる油圧式アクティブ・ロール・コントロール(H-ARC)を採用している。これにより、ホイール・アーティキュレーション、ボディコントロールが向上するほか、オフロード走行時のトラクションが高められ、オンロードでもボディの横揺れを低減して滑らかで安定した走行が可能である。
ランドローバーのデザイナーたちは、Camel Trophy(キャメル・トロフィー)やG4チャレンジといった、壮大なオフロード・イベントで活用してきた車両のデザインを反映させている。車両の内外から、確固たる意志や、アグレッシブさ、パワフルさを感じることができる。
SVOによるランドローバー初のSVXモデルは、9月12日から9月24日(現地時間)まで開催されているフランクフルト・モーターショー(IAA)会場内、ジャガー・ランドローバーのブースにて公開している。そのほか、同じくSVOが手掛けた「RANGE ROVER SPORT SVR」、「RANGE ROVER AUTOBIOGRAPHY DYNAMIC」、「F-TYPE SVR」、最高出力600PSを発揮するジャガー史上最もパワフルなロードカー「XE SV PROJECT 8」に加え、新型コンパクト・パフォーマンスSUV「E-PACE」、ジャガーのフラグシップモデル「XJ」史上最速を誇る「XJR575」、ジャガー初のエレクトリック・パフォーマンスSUV「I-PACE」、そして「XF SPORTBRAKE」も展示している。
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