【ル・マン24、残り5分の悲劇】トヨタがドキュメントムービーを公開『魔物よ、次こそお前の想像を、超えてやる』
まだ記憶に新しい2016年の「ル・マン24時間レース」。トヨタのTS050 HYBRID #5号車がトップを快走し、誰もが悲願の初優勝を確信した。23時間55分までは…
残り2周というところで#5号車がスロー走行し、最後のストレートでマシンがストップ。その後再びゆっくり走り出すも、規定の6分以内に最終周を走り切ることが出来ず、失格となってしまった。24時間レースのチェッカーまで残り5分で、惜しくもトヨタの夢は破れてしまった。
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トヨタの発表によると、マシンがストップした原因は、ターボチャージャーとインタークーラーを繋ぐ吸気ダクト回りの不具合によるもので、これによりターボチャージャーの制御が失われたという。
ドキュメントムービー公開
TOYOTA GAZOO Racing(TGR)は、8月18日(木)より、今年惜しくも2位に終わった“WEC(世界耐久選手権)ル・マン24時間レース”を振り返る映像「ル・マン2016ドキュメントムービー」を公開した。また、ドキュメントムービーをはじめとしたコンテンツも「ル・マン2016特別ハイライトページ」として、TGRオフィシャルサイト内で公開する。
http://gazooracing.com/pages/special/challenge/lemans/2016
「ル・マン2016ドキュメントムービー」では、世界3大レースの1つである今年の“ル・マン24時間レース”のハイライトを映像で振り返ることができる。ドキュメントムービーを通じて、今年は残り5分で達成することができなかったTGRの悲願“ル・マンでの勝利”に対する想いを表現していく。
また、TGRサイト内では、ドキュメントムービーの他にも、今年のル・マン24時間レースに参戦した日本人ドライバー、中嶋一貴選手、小林可夢偉選手、レーシングハイブリッド・プロジェクトリーダーの村田久武氏(モータースポーツユニット開発部長)、の3名によるインタビューテキストを公開。それぞれの視点で今年の「ル・マン24時間レース」を振り返り、“ル・マンでの勝利”やWECを通じたクルマづくりにかける想いについて語っている。
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