BMW、「3シリーズ セダン」にプラグインハイブリッドモデルを追加
ビー・エム・ダブリューは、スポーツセダン「3シリーズ」のプラグインハイブリッドモデル新型「330e」を発表、1月26日より注文受付を開始した。納車は、2016年3月から予定している。
2015年9月に発売した「3シリーズ」の新型モデルでは、BMWの新世代デザインのLEDヘッドライトを全車標準装備するなど、よりスポーティで洗練されたスタイリングに一新。また、優れた環境性能と高い動力性能を実現したBMWグループの新世代エンジンの搭載や、サスペンションシステムとハンドリング特性を刷新するなどし、セグメントのベンチマークである卓越したドライビングダイナミクスの更なる向上を実現している。
今回発表した新型「330e」は、その新型3シリーズのスポーティなキャラクターに、持続可能な次世代モビリティを提供するBMWのサブブランド「BMW i」に初搭載された先進の電動化技術「eDrive(イードライブ)」を組み合わせ、BMWならではの卓越した運動性能と高い環境性能を更に高次元での両立を実現した革新的なプラグインハイブリッドモデルである。
新型「330e」に搭載されるプラグインハイブリッドシステムは、BMW Efficient Dynamicsの理念を追求したBMWグループの新しいエンジンファミリーの2リッター直列4気筒BMWツインパワーターボエンジンに、8速オートマチックトランスミッションと一体化された高出力電気モーターを組み合わせ、システム・トータルの最高出力185kW(252ps)、最大トルクは420Nm(42.8kgm)の卓越したパワーを発揮。
6.1秒(ヨーロッパ仕様車値)で時速100kmまで加速させる卓越した動力性能に加え、プラグインハイブリッドモデルにおいても約50対50の前後重量配分を実現し、BMW特有のスポーティで俊敏なハンドリング性能を提供する。
また、電気モーターのみでの走行の場合(「MAX eDrive」モードでの走行時)、時速120kmまでの速度域で、最長距離36.8kmまでゼロエミッション走行が可能である。
今回のプラグインハイブリッドモデルの新型「330e」の導入により、3シリーズは、高効率ガソリンエンジンモデル、クリーンディーゼルモデルと、高い環境性能を誇る3つのパワートレインを同一車種で提供するモデルとなった。
さらに、新型「330e」は卓越した運動性能と高い環境性能を実現した上で554万円からの戦略的な価格設定とし、3シリーズは、3つのパワートレインで全てのラインナップを500万円台で選択できる唯一のモデルとなった。
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