約5千万円!最高速350km/h以上!「ランボルギーニ・アヴェンタドール SV ロードスター」世界初公開!!
アウトモビリ・ランボルギーニは、カリフォルニア州で開催された『モントレー・カーウィーク』において、「ランボルギーニ・アヴェンタドールLP 750-4 スーパーヴェローチェ・ ロードスター(SVロードスター)」を世界初公開した。
SVロードスターは、スーパーヴェローチェ・シリーズ初のオープントップ型モデルであり、全世界で500台限定生産となる。納車は、2016年初めを予定しており、価格設定は35万7千ユーロ、日本円で約5千万円(消費税抜)としている。
スーパーヴェローチェ・ファミリーの一員である同モデルは、標準バージョンの「アヴェンタ ドール LP 700-4ロードスター」より最大出力が50hp増加し750hpとなった一方で、乾燥重量を50kg削減して1,575kgとなり、さらに優れたパフォーマンスを発揮する。こうしたことによって2,1kg/hpの驚異的なパワーウェイトレシオを実現した。
SVロードスターは、SVクーペの加速力や優れたパワー、そしてハンドリング能力をしっかりと受け継いでいる。一方で、電動開閉式リアウィンドウを搭載することで、クーペのドライビング体験をさらに改善した。キャビンいっぱいに、リアウィンドウから流れ込むエンジン音の爽快なトーンや調波が響き渡り、よりいっそうドライブの躍動感を高める。
今回搭載された自然吸気V型12気筒6.5リッターエンジンは、最高出力552kW(750hp)/8,400rpmおよび最大トルク690Nmを発生。0-100km/h加速は2.9秒、最高速はなんと350km/hを超える。
革新的な7速ISRトランスミッションが、ランボルギーニならではのエモーショナルなギヤシフトを実現、ハルデックス第4世代4WDシステムを通じてエンジンパワーを全4輪に配分する。また、同モデルでも、SVクーペ同様に磁性流動体サスペンション、プッシュロッド式ダンピングシステムおよびランボルギーニ・ダイナミック・ステアリング(LDS)を効果的に用い、ドライビングダイナミクスの向上を図った。
「アヴェンタドール LP 700-4 ロードスター」同様、SVロードスターにも2ピース構造のカーボンファイバー製ルーフを採用。RTMやフォージドコンポジットといった技術を使用して、完璧な表面仕上げ、複雑な形状の再現、コンポーネント強度の最大化、さらには究極の軽量化を実現した。この結果、ルーフを構成するピース2つの重量は、それぞれ6キロ以下となり、ラゲージコンパートメントにも簡単に収納できるようになった。
ステファン・ヴィンケルマン氏のコメント(アウトモビリ・ランボルギーニ社代表兼CEO)
「スーパーヴェローチェは、ランボルギーニ史上、最もピュアでスポーツ志向が強く、さらには最速のシリーズです。なかでもロードスター・バージョンは、感情を激しく揺り動かす強烈なドライビングダイナミクスと、他には類を見ないようなオープンエア体験を特徴とし、ランボルギーニを愛するお客様のご期待とご要望に応えようとする弊社の姿勢を表しています」
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