トヨタ史上初!衝突回避支援パッケージを「ランクル」に標準装備
トヨタが8月17日にマイナーチェンジし発売開始した「ランドクルーザー」に、同社初となる衝突回避支援パッケージ『Toyota Safety Sense P』を採用し、全車標準装備とした。
それも含め、今回のマイナーチェンジで充実した先進安全装備を詳しく見ていこう。
先進安全装備
◇ミリ波レーダーと単眼カメラを用い、総合的な制御により、クルマだけではなく歩行者も認識する歩行者検知機能付衝突回避支援型プリクラッシュセーフティをはじめ4つの先進安全機能をセットにした衝突回避支援パッケージ『Toyota Safety Sense P』をトヨタで初採用し、全車標準装備
(1)歩行者検知機能付衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ
ミリ波レーダーと単眼カメラを用いて前方の車両や歩行者を検出し、警報、ブレーキアシスト、自動ブレーキで衝突回避支援および被害軽減を図る。自動ブレーキは歩行者に対しては約10~80km/hの速度域で作動し、例えば、停止車両に対し自車の速度が40km/hの場合には約40km/h減速し、衝突回避や衝突被害の軽減を支援
(2)レーダークルーズコントロール(ブレーキ制御付)
先行車との車間距離の検知にミリ波レーダーを使用し、設定車速内で先行車の車速に合わせて速度を調節することで、一定の車間距離を保ちながら追従走行が可能。前方車両の車線変更をミリ波レーダーとカメラで検知し、よりスムーズな加減速性を実現。
(3)レーンディパーチャーアラート(LDA)
カメラによって走行車線の白線や黄線を認識し、車線逸脱の可能性を検知した場合にはブザーとディスプレイ表示でドライバーに警報を出すことで、車線逸脱の回避を支援
(4)オートマチックハイビーム(AHB)
カメラによって対向車へのヘッドランプ、または先行車のテールランプを検知し、ハイビームとロービームを自動で切り替えることで、他の車両のドライバーの眩惑を低減するとともに、夜間の前方視界確保を支援
◇隣の車線を走る車両をレーダーで検知し、車線変更時の後方確認をアシストするブラインドスポットモニター(BSM)を採用
◇駐車場から後退する際に接近してくる車両をBSMのレーダーで検知し、ドライバーに注意喚起するリアクロストラフィックアラートを設定
◇急ブレーキをかけるとハザードランプが自動的に点滅し、後続車に注意喚起する緊急ブレーキシグナルを全車に標準装備
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