トヨタ、豊田社長「ハンプ氏に法を犯す意図は無かったと信じている」
トヨタ自動車の豊田章男社長は、昨日の午前中に麻薬取締法違反容疑で逮捕された同社の常務役員ジュリー・ハンプ容疑者について19日、
「世間を騒がせたこと、誠に申し訳なく思っています。」と陳謝。
その上で、「ジュリー・ハンプ氏は、私にとってもトヨタにとってかけがえのない仲間であって、今、私達にできることは、仲間を信じて、当局の捜査に全面的に協力することだと思っています。そして、今後の捜査を通じて、ジュリー・ハンプ氏に法を犯す意図はなかったことを明らかにされることを信じています。」 と語った。
また、豊田社長は、「直属の部下である役員でも、従業員でも私にとっては子供のような存在。子供を守るのは親の責任でもあり、迷惑をかければ、またこれも親の責任。ハンプ氏は信頼するかけがえのない仲間であり、ハンプ氏を支えていきたい。」と、かけがえのない家族の一員と考えていることを強調していた。
「4月に決まった人事体制も今後推進していき、現場で性別、国籍を問わず、適材適所に配置を決めてきた。今回ハンプ氏も日本に常駐するということで、真のグローバル企業としての第一歩であると考えている。今後も適材適所に人選を行い、お客様にとっての”もっといいクルマづくり”を推進できる体制、これに一切の変更は考えていない。」と語り、今の体制、今後の動きも変更なく、お客様にとって良いトヨタでありたいとしている。
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