映画公開直前!「頭文字D」イベントでプロレーサーがトークショー ~胸アツ!原作しげの秀一氏からメッセージも~
新劇場版3部作の第2弾『新劇場版「頭文字D」Legend2-闘走-』がいよいよ5月23日(土)公開
若者たちに空前のクルマブームを巻き起こした伝説のマンガ『頭文字D(イニシャルD)』が、最新技術により、迫力ある映像となってスクリーンを駆け抜ける!
新劇場版3部作の第2弾『新劇場版「頭文字D」Legend2-闘走-』の5月23日(土)公開にさきがけ、レーシングドライバー登壇のスペシャルトークショーが行われ、会場には約1,000人の頭文字Dファンが大集合した。
トークショーにはこの作品で監修を担当したグッドスマイルレーシング所属の谷口信輝選手と片岡龍也選手が登壇。プロモーションアンバサダーの塚本奈々美氏をMCに迎え、「頭文字D」の魅力を語った。
さらに、原作者のしげの秀一氏から本作品への熱いコメントが初披露され、登壇者と会場一同、興奮の渦に巻き込まれた。
谷口信輝選手のコメント
昔、AE86に乗っていました。実際に峠も走っていました。
それと・・・豆腐屋で働いていたんですよ!その時にヤンマガを見ていて、ドリフト?豆腐?と自分に近い漫画だと思ったのですが、僕の方が先ですから!!かなり物語が自分とリンクしていました。
周りの人に、「お前も紙コップやるの?」とよく言われましたができるわけないだろ!と思っていました。しかも2tトラックでの配達ですから!とツッコんでいました。
頭文字Dに自分と同じ名前の谷口というキャラクターが出てきて、自分が先だったという物語にならないかぁ~(笑)
本作品で僕は音取りを監修していまして、車内での音も録音(ドリフト音等を車内で)していたのですが、雑音防止の為にエアコンを切っていたので、つい、「く、苦しい!」と言ってしまい、声が入ってしまいました。(笑)
新劇場版「頭文字D」Legend2-闘走-』原作者・しげの秀一氏コメント
アニメであれ以上のバトルができるのかと思うぐらい良かった。それぞれ車の特性とかバッチリ描きつつも、中里がね。キャラクターが魅力的で凄いカッコよかった。敗者の美学が泣けますね。爽やかだし。最後、中里の「生きててよかったぜ…」にはシビれました。
実はLegend1を見たとき、これ以上は絶対無理だと思ってたんですよ。でも中里とのバトルは充分上乗せで盛り上がってた。熱くて速くて興奮しました。GT-Rの表現が特に良かった。GT-Rのエンブレムの話とか。GT-Rの生まれの由来・血統のようなものもきちんと出ていて、GT-Rという車がちゃんと理解できる。満足です。ぜひ見てほしいですね!
バトルでの車の表現が熱いよね。アニメならではの工夫が凄くいい。タービンの中を空気が通っていってドカーンと爆発したりピストンだけダァーっと動いてたり、原作ではとても描けないアニメならではの表現も良かった。「行け行けー」ってなりますもんね。慎吾とのバトルでもFFっぽい動きしてたし。3車3様の動きがうまく描き分けられてたのがアニメでは新鮮、楽しいなと思いました。無条件にバトルシーンはワクワクする。
キャラクターもちゃんと立ててもらって、目がいいよね。中里の目がドアップでくるとことか、アニメのスタッフが進化してる。生かし切ってる。自分が作ってきた素材を想定外の「わぁ、やっぱ凄いや」と思わせてくれたら幸せ。あんなにカッコいい感じになるとは思わなかった。
「頭文字D」をずっと好きで凄く熱心に読んでくれた人たちに満足してほしい。今回はアニメスタッフが深く深く原作を読み込んでくれて、油断すると気付かないことまでちゃんと掴んでくれてた。原作をこよなく愛してくれる人たちも喜んでくれると思う。今回はそれくらい良かった。感動しました。
Legend2-闘走- ストーリー
「秋名のハチロク」の名は、赤城レッドサンズの高橋啓介を下した謎のダウンヒルスペシャリストとして、瞬く間に走り屋たちに知れ渡り、腕に自信のある走り屋たちが続々と秋名に集う。
そしてある夜、秋名の峠を切り裂く高橋涼介のFCと中里毅のGT-Rの2組のヘッドライトが交差する。
一方、藤原拓海は池谷や樹から「走り屋」といわれても戸惑うばかりで、まわりの熱狂からひとり浮いていた。そんなとき、妙義ナイトキッズの中里毅の挑戦を樹が調子にのって勝手に引き受けてしまった・・・。
ハチロク VS GT-R。GT-Rの380馬力にチューンしたRB26DETTエンジンは“バケモン”のひと言。ハチロクに勝ち目はないと思われる中、怒涛の全開バトルが幕をあける。
その戦いを冷たく見つめる男、妙義ナイトキッズのナンバー2・庄司慎吾も怪しく存在感を光らせる。峠を切り裂く走り屋たちの本能が炸裂する。
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