ホンダ、新型「パイロット」を2015年シカゴオートショーで世界初公開
ホンダは、2015年シカゴオートショー(プレスデー:2月12日~13日、一般公開日:2月14日~22日)にて、新型「パイロット」を世界初公開した。
3代目となる新型パイロットは、モダンで洗練されたデザインと車格にふさわしい堂々としたフォルムを実現した、ホンダのトップレンジに位置付けられるSUV。パワートレインには、3.5リッター直噴SOHC i-VTEC V型6気筒エンジンを採用。トランスミッションは6速オートマチックに加えて、上級グレードには9速オートマチックを採用し、走りと燃費性能を高次元で両立している。
また、パイロットはトップレンジにふさわしい数々の快適装備や高レベルの衝突安全性能に加えて、ミリ波レーダーと単眼カメラによる高精度な検知機能を備えた先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を採用し、安心で快適な運転や事故回避を支援する。
パイロットは米国オハイオ州にあるホンダR&Dアメリカズで開発された。ホンダは米国アラバマで新型パイロットを量産し、2015年夏に米国での発売を予定しており、「Sport/Utility of the Year」を受賞した「CR-V」や、今春発売予定の「HR-V(日本名:ヴェゼル)」と合わせて、より強力なSUVラインアップへの拡充を目指すとしている。
新型パイロットの主な特長
・エクステリアデザインはモダンでありながら、堂々としたフォルムを実現しており、LEDヘッドライトやLEDリアコンビネーションランプ、20インチアルミホイール、パノラミックルーフなどがそれを際立たせている。また、インテリアはキャビンに採用されたソフトタッチな素材やLEDルームランプなどにより、プレミアムな質感を一貫。加えて、シートヒーターや、3列目シートへのアクセスを容易にする2列目キャプテンシートを設定することで、快適性も高めている。
・パッケージングは、従来モデルに比べて全長を約8cm延長し、カーゴスペースを大幅に拡大。クラストップの室内空間を実現。また、ワンタッチのボタン操作でスライドやチルトを可能にするワンタッチウォークイン機構を備えた2列目シートを採用し、3列目シートへの乗降性を大きく向上させている。
・パワフルな3.5リッター直噴SOHC i-VTEC V型6気筒エンジンは、アイドリングストップ機構を備えることで優れた環境性能も実現している。また、トランスミッションは6速オートマチックに加えて、上級グレードには9速オートマチックを採用することで、ダイレクトなレスポンスと、高い燃費性能を発揮する。FFモデルに加えて、走破性に優れた新開発のAWDモデルを設定。クラストップの空力性能とともに、従来モデル比で約130kgの軽量化を実現し、上級SUVにふさわしい静粛性能も備えている。
・複数のUSBポート、AUX、HDMIやヘッドフォンなどの豊富な入力端子、12Vと115Vの電源を備えたインテリアは、日常的に使われるスマートフォンやタブレットなどのデジタル機器を、車内でもストレスなく使用できる環境を実現している。また、最新のテレマティクス装備として、8インチのタッチスクリーン式ディスプレイオーディオも採用している。
・パイロットは、高レベルの衝突安全性能に加えて、ミリ波レーダーと単眼カメラによる高精度な検知機能を備えた先進の安全運転支援システム「Honda SENSING」を採用することで、安心で快適な運転や事故回避を支援する。
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