ポルシェ、4月15日より新型パナメーラの受注を開始
ポルシェ ジャパンは、4月21日より開幕する上海モーターショーでワールドプレミアする新型「パナメーラ」の受注を4月15日(月)より開始する。
新型パナメーラは、プラグインハイブリッドシステムを搭載し、最高出力416PSを発生する「パナメーラS eハイブリッド」と、ホイールベースが延長されたエグゼクティブバージョンの「パナメーラターボ」および「パナメーラ4S」が新たに追加。
パナメーラS eハイブリッド
パワーユニットは、先代モデルの電気モーター(47PS[34kW])の2倍以上となる95PS(70kW)のパワーを発生し、新開発のリチウムイオンバッテリーは、先代モデルのニッケル水素バッテリー(1.7kWh)を5倍以上も上回る9.4kWhの容量を備える。ドイツの通常の家庭用コンセント(230v)に接続した場合は、4時間以内で充電される。
燃料消費量(新ヨーロッパ走行サイクルに基づく)は、先代モデルであるパナメーラS ハイブリッドの7.1リッター/100kmから3.1リッター/100kmへと56%低減している。日常使用における現実的な航続距離は、およそ18~36kmの間。0-100km/h加速タイムは5.5秒で、従来より0.5秒短縮。最高速度は270km/hで、モーターのみでは135km/hを記録する。
パナメーラ ターボ エグゼクティブ/パナメーラ4S エグゼクティブ
リアシートをフルバケット2シーターとしたスペースコンセプトの初代パナメーラからイールベースを150mm延長。これにより、車内後部の足元が広くなり、また、走行快適性も高められている。
エグゼクティブの全モデルにはパナメーラ エアサスペンションを装備させ、走行快適性とポルシェならではのドライビング特性を両立させている。
ダウンサイジングされパフォーマンスと効率性が向上したV6ツインターボエンジン
エンジンは、ダウンサイジングをコンセプトに開発された新型3リッターV6ツインターボをパナメーラSとパナメーラ4Sに搭載。パナメーラ4Sエグゼクティブにも搭載される。先代モデルに搭載していたV8モデルより最高出力で20PS、最大トルクで20Nm増え、18%の燃費向上を実現。過給は低回転域から始まり、非常に広い回転域で最大トルク520Nmを発生する。
組み合わされるトランスミッションは、パナメーラモデルには7速ポルシェ・ドッペルクップルング(PDK)が採用され、パナメーラS eハイブリッドには8速ティプトロニックSが採用されている。
車種 | トランスミッション | ハンドル | 販売価格 (消費税込) |
---|---|---|---|
パナメーラ | 7速 PDK | 右 | 9,940,000円 |
パナメーラ4 | 10,910,000円 | ||
パナメーラS | 左/右 | 14,220,000円 | |
パナメーラ4S | 14,800,000円 | ||
パナメーラ4S エグゼクティブ | 左 | 17,480,000円 | |
パナメーラGTS | 左/右 | 16,120,000円 | |
パナメーラS eハイブリッド | 8速 Tip-S | 15,340,000円 | |
パナメーラ ターボ | 7速 PDK | 21,720,000円 | |
パナメーラ ターボ エグゼクティブ | 左 | 24,150,000円 |
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